JAWS初心者セミナーに初めて参加してみた

こんにちはGです。

先日JAWS初心者支部「第7回勉強会 ~残暑に負けるな、大LT大会!~」に初参加して来たのでレポートです。
まずJAWS初心者支部広報の青木さん、司会進行の方の自己紹介から東京支部の方によるJAWSの説明が行われました。

最初にゲストスピーカーの大栗様による
「AWSのはじめ方 - 門前〜第一歩 -」

下記、公開された資料URL
http://image.slidesharecdn.com/aws-jawsug201609292reduce-160929103943/95/aws-jawsug-20160929-1-638.jpg?cb=1475147332

アカウント開設前にハンズオンラボにて体験出来る事やアカウント開設後最初にするべきMFAの設定のお話し、AWSにする事により可能になるDDoS対策等、AWSを始めるうえでの初心者に大切な注意点や重要な設定をお話しして頂きました。

私、個人の意見としてMFA認証は運用として複数アカウントを管理する際に重要なファクターとなるためまだ設定していない方は特に理由の無い限り今すぐ設定する事をお勧め致します。

また、今回は触れられませんでしたがMFA認証したデバイスの紛失にはくれぐれもご用心下さい。以前MFA認証したスマートフォンを壊してしまい再設定しましたが英語で通話する事になり大変な思いをしました。

続いて岡崎様による
「エンドユーザがAWSを使うまで 」
オンプレミスを使用していた会社のAWS移行までのお話しをしていただきました。

内容は、東京リージョンが上陸する前のリージョンパニックや上陸後に来たyahoo砲により、利用していた自社サーバーでは対処できなくなったためAWSに移行していったお話し、AWSでは料金が多少かかりますが、プレミアムサポートを利用することで専門の技術者が付きっきりでサポートしてくれます。

また、時間毎の課金のため利用していない時間までお金がかかることがなく、価格対効果は高いかと思います。

続いて熱いLT大会という事で、

ペンネームNebutan様による「AWS認定試験に合格」という内容で駆け足ですが、ソリューションアーキテクト-アソシエイト(ASA)取得に向けたリンクのご紹介をして頂きました。

スライドを公開していないのですが、下記URLに内容がまとまっております。ご参照いただければと存じます。
https://aws.amazon.com/jp/certification/
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/

私はASAを取得していますがBlack Belt シリーズは試験合格に大変役だったので熟読をお勧めします。
また、試験に限らず基本的な考え方等を見つめなおす際に活用すると良いと思います。

続いてCloudPack和田様から aws Lambdaを活用したアプリのお話しで、
最初にプログラムで「SORACOM Air」の回線速度(スマホの電波速度)に制限を設け、Lambdaを使い前日よりも歩いていれば回線速度の制限を解除、歩いていなければ制限を加え、回線速度をさらに遅くすることにより毎日歩くようになるのではないかというお話しをして頂きました。

流行のスマホゲームを使い、現実の人間の毎日の行動を連動させるサービスは、AWSに限らず今後のクラウドのメリットを活かした開発において、とても意味のある物だと感じました。

続いてJAWS河原様から「サーバーの脆弱性を検知しよう」というタイトルで新しいサービスVulsについてお話しして頂きました。

こちらについても登壇者の方がまとめて下さった記事がございますので是非ご覧下さい
https://github.com/future-architect/vuls/blob/master/README.ja.md

因みにですが同じサーバー脆弱性診断ツールとしてAWS Inspectorというサービスもあります。
こちらは弊社レシピにて公開中のためご参照頂ければ幸いです。
http://recipe.kc-cloud.jp/archives/8845

熱いLT祭り15分編に突入です。

「初心者でもきちんと管理したいIAMの話」というタイトルで各ユーザーや管理者への権限を付けるルールをどうするか?どのようにルールを付ければ社内でのトラブルを回避できるか?というお話しをして頂きました。

私はIAMを使う現場に居ましたが、各IAMのルール付けはとても重要です。最初に作ったルールをキチンと守りIAMを作成、付与することで日常的なトラブルの発生時どこの部署に確認するべきか確認がスムーズになります。

時間が限られていて内容がやや駆け足気味なJAWS初心者セミナーでしたが無料で参加することができるのでぜひ皆様も参加してみてはいかがでしょうか。

今回のセミナーページはこちら

JAWSホームページはこちら

本記事は以上となります。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

この記事を書いた人

aws-recipe-user