プレビューが外れたとのことなので、AWSのデータベースを移行できるサービスについて調べてみました。

こんにちは、たいしゅうです。

新しいAWS独自のデータベース「Amazon Aurora」が最近巷で話題になっています。
『使い勝手がいいから使って見たい!』と思いますが、その時に当たる壁が現行のデータベースの移行作業になります。

データベースは常に稼働していて、
サービスを停止させるには気が引ける。メンテナンスタイムはあまり設けたくない。

でも、Auroraは使ってみたい!

そこで、今回は、AWSのデータベースを移行できるサービス「AWS Database Migration Service(以下、AWS DMS)」についてご紹介をさせていただきます。

どんな特徴があるの?

【ダウンタイム無しで移行が可能】
なんと、このAWS DMSでの移行は、移行プロセス中にダウンタイムが発生しない仕組みになっています。
これまで、稼動中のDBを移行するには、あまり利用がされない深夜などにデータ移行などの作業をする必要があったと
思いますが、このAWS DMSを利用すればそのような苦労をしなくてよくなります。

仕組みとしては、移行中に行われるデータベースへの変更は全て移行対象にレプリケートされるようになっています。
さらに、移行完了後も同期を行なっているため好きなタイミングで切り替えを行うことが出来ます。

【あらゆる環境から移行が可能】
さらにAWS DMSは、あらゆる環境から移行を実施することが出来ます。例として以下の様なパターンを上げてみました
・オンプレミス環境→AWS
・EC2上のDB→RDS
・RDS(SQLServer)→RDS(Amazon Aurora)
ここで上げた例はあくまで一例ですが、このように様々な環境からAWSないし異なるDB環境へと移行することが出来ます。

利用可能なリージョンですが、
現在利用ができるリージョンは下記になっています。バッチリ東京でも使えるみたいですね。
■北米
・バージニア北部
・オレゴン
・北カリフォルニア
■欧州
・アイルランド
・フランクフルト
■アジアパシフィック
・シンガポール
・シドニー
・東京

課金対象は下記となっています。 
・オンデマンドインスタンス(移行用)
・ストレージ
普段のRDSと同じような課金モデルですね。
リージョン毎に料金をまとめてみましたので、参考にしてもらえれば幸いです。

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いかがだったでしょうか。

今回ご紹介したAWS DMSはすごい機能満載で、このサービスがあるからAWSの移行の決め手になったと言われるようになりそうな気配がしますね!

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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