Talend製品の違いについて(TOSと製品版)

こんにちは!HALです。

以前『データ加工ツールTalend』という記事でETLツールの「Talend(タレンド)」をご紹介させていただきました。
このTalendはオープンソースや有償版、有償版も複数の製品があるので、今回は、無償版と有償版の違いをご紹介したいと思います。

■無償版(Talend Open Studio”TOS”)と有償版(製品版)の違い

TOSは、開発者がスタンドアロンで小規模なプログラムの開発、実行することを前提にしており、有償版はチームでの開発や、維持管理、運用含めてライフサイクル全般に渡る機能を提供しています。
サポート面では以下の違いがあります。
◯TOS:コミュニティでサポート情報を収集、バグFIXはサービスパック、バージョンアップ対応
◯有償版:SLAに基づくサポート、個別パッチ提供

というように、無償版と有償版の違いは、同期などの「チーム間の連携、共有」、「運用、管理機能」、「サポート」面の違いがありそうです。
それでは、そもそもの開発機能については、無償版と有償版について何が違うのか、ということをご案内したいと思います。

■開発機能について、TOSと製品版の違い

こちらも結構違いがあります。
製品版について、開発を支援する以下の便利機能が拡張機能として提供されております。

◯並列処理による高速化
◯メタデータ管理項目が製品版のほうが管理できる項目の種類が豊富
◯全てのジョブを一括で自動的に文章化
◯タブでGUIとスクリプトの切り替えができて、双方の反映を自動化、細かい修正等の利便性が向上
◯作成した成果物の共有
◯ソースDB内で発生する変更差分を取得して、ターゲットのDBに反映 等々

いかがでしたでしょうか。

Talendは非常に機能も豊富でまだまだこちらに記載できていないことは多々あります!気になった方は、こちらまでお問い合わせください。

今回は無償版と有償版の違いについてですが、有償版の中でも複数の製品があるので、別の記事でも案内していきたいと思います。

次回もお楽しみに!!

この記事を書いた人

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