こんにちは!HEROです。
今回はAWSの開発効率化のためのツール、AmazonCodeDeployのアップデートについてご紹介します。
AmazonCodeDeployってなんだっけ?
まずはCodeDeployのおさらいです。
CodeDeployは、EC2へのアプリケーションの展開を自動化するサービスで、ユーザーのEC2群に対してダウンタイムをなくしたり、最小限に抑えるローリングアップデートなど効率的にコードをデプロイすることが可能になります。
さらに、問題があるかどうかを自動的にヘルスチェックし、必要があればすぐにロールバックすることもでき、さらにC++やJSなど様々な言語に対応しているのも特徴です。
CodeDeploy自体の料金はなんと無料!!
使用するEC2の料金等しかかかりません。
AWS CodeDeployは既にリリースされているのですぐに利用が可能です。
対応しているOSも幅広く、Amazon Linux、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntu Server、Microsoft Windows Serverに対応しています。
※上記以外でのOSも下記URLからオープンソースのソフトウェアとして利用可能です。
https://github.com/aws/aws-codedeploy-agent
ではどうやって使うのか。
それは非常にシンプルです。
デプロイするのに必要なパラメータはなんと3つだけ!
何をデプロイするか、どこにデプロイするか、デプロイ方法を指定する任意のパラメータの設定
これだけです!簡単ですね。
ちなみにアクセス方法はAWS マネジメントコンソール、CLI、AWS SDK、AWS CodeDeploy API を使用してアクセスできます。
同じ開発系サービス、Codecommit、Codepipelineについての概要は下記URLを参照して下さい!
http://recipe.kc-cloud.jp/archives/7365
CodeDeployアップデート
今回のアップデートで、AWS上で構築したインスタンスをオンプレミス上にDeployできるようになりました!
使用方法はAWS、オンプレミスどちらにDeployする場合でもなんら変わりありません。
タグでのデプロイグループ管理も可能です。
操作自体はAWS CLIをインストールして行うので難しくありません。
※2015年6月現在、利用できるリージョンはUS East(Nortern Virginia)かUS West(Oregon)リージョンなので注意!
ちなみに前述でCodeDeploy自体は無料で使うことができるとご紹介しましたが、CodeDeployを使ってオンプレミスのインスタンスをアップデートする場合、アップデート毎に地味ですが$0.02/インスタンスかかります。
日本リージョンでの提供も楽しみですね!
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!