こんにちは、たいしゅうです。
今回は、気になるサービスの課金体系について紹介をしたいと思います。
EC2、RDSのように立てたらその分だけ課金がされるタイプや、EBSなどのようにある程度固定で決まった課金がされるものなど様々あるAWSサービス群。今回はそんな様々な課金モデルがあるAWSサービスの中から、ちょっと癖のあるサービスの課金体系を紹介したいと思います。そんなわけで今回は、「EMR(Amazon Elastic MapReduce)」の課金体系についてご紹介したいと思います。
そもそもEMRとは
簡単に説明をすると、複数のコンピューティング(EC2)を立ち上げ、一つのタスクを一気に分散処理できるAWSのサービスです。 また、Apache Hadoop や Sparkといった分散処理フレームワークが利用できます。
EMRの課金を考える時のポイント
EMRの課金を考える際にポイントがあります。
EC2のインスタンスタイプと台数に対する課金、EC2に属するEMRに対する課金、そして稼働時間に対する課金です。
基本的には、EC21台に1つのEMRがセットになっています。
さらに、ノードは最低でマスター1、コア2の計3台から利用が可能となっております。
ノードとは、簡単にいうと稼働台数のことになります。
例えば、m3.xlargeインスタンス5ノードを5時間稼働させた場合
「m3.xlargeインスタンスの利用料金×5台×5時間+EMRの利用料金×5台×5時間+転送量など」
が、課金されることになります。
最後に利用できるインスタンスと料金を表にまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
いかがだったでしょうか。EMRは、EMR単体の料金だけでなく、EC2のインスタンスの料金や台数だけでなく、稼働時間なども考慮する必要があるため、EMRの料金を算出する場合は、特に、インスタンスサイズや稼働時間、稼働台数(ノード)を注意する必要がありそうですね。
ということで、今回はここまでになります。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。