こんにちは! JQです。
前回は『Amazon VPC編~Natインスタンスパート②~』ということで、構築したNatインスタンスを確認するまでをお話しました。
今回は『Amazon VPC編~Natインスタンスについてパート③~』と題して、
Natインスタンスの冗長化を試してみたいと思います。
それでは実際に、VPCのNatインスタンスで冗長化を試していきたいと思います。
今回は、前回の構成を利用して以下の図のような簡単な冗長化を試してみます。
同一ゾーン内にもう1台FailOver用のNatインスタンスを立てておき、
インターネットに出られない等の障害あった場合にRouteTableでNatインスタンスを切り替えるという構成を構築してみます。
FailOver用Natインスタンスの起動
1.まずはFailOver用のNatインスタンスを作成しましょう。
下記のNatインスタンスのAMIを検索して立ち上げます。
“ami-vpc-nat-1.0.0-beta.x86_64-ebs“
2.立ち上げたら””をDisabledに変更しましょう。
3.その後にEIPを付与しましょう。
4.最後にRouteTableのTagetを今回立ち上げたインスタンスに変更して、実際にインターネットアクセスが出来るか確認してみましょう。
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# traceroute www.google.com traceroute to www.google.com (74.125.235.82), 30 hops max, 60 byte packets 1 ip-10-0-0-143.ap-northeast-1.compute.internal (10.0.0.143) 5.856 ms 5.840 ms 5.818 ms 2 ec2-175-41-192-56.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com (175.41.192.56) 7.548 ms 7.535 ms 7.516 ms 3 27.0.0.146 (27.0.0.146) 22.711 ms 22.696 ms 22.680 ms 4 27.0.0.134 (27.0.0.134) 8.868 ms 9.125 ms 9.089 ms 5 15169.tyo.equinix.com (203.190.230.31) 9.061 ms 9.301 ms 9.241 ms 6 72.14.236.82 (72.14.236.82) 17.437 ms 9.950 ms 9.922 ms 7 209.85.250.249 (209.85.250.249) 6.340 ms 5.758 ms 6.023 ms 8 nrt19s01-in-f18.1e100.net (74.125.235.82) 5.686 ms 5.499 ms 5.929 ms |
RouteTableを変更してもインターネットにアクセス出来る事が確認出来ました。
これで下準備は完了です!
いかがでしたでしょうか?
テンプレートを利用せずにFailOver用のNatインスタンスを立ち上げる事が出来ました。
次回は『Amazon VPC編~Natインスタンスについてパート④~』ということで、スクリプトを利用してRouteTableの切替を試してみたいと思います。
お楽しみに!