こんにちは!Tamaです!
今回はALB(Application Load Balancer)のアクセスログ保存機能の設定方法を紹介します。
CLB(Classic Load Balancer 従来のELB)とは設定項目や方法が異なります。
S3の設定
アクセスログの有効化を行う前にS3バケットのバケットポリシーを設定しELBからS3へのPUT権限を付与します。
対象のS3バケットを選択し「アクセス権限」「バケットポリシー」にポリシーを入力します。
設定するポリシー(東京リージョンの場合)
※PrincipalのIDがリージョンによって異なります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": { "AWS": "arn:aws:iam::582318560864:root" }, "Action": "s3:PutObject", "Resource": "arn:aws:s3:::level1/*" } ] } |
アクセスログの有効化
ロードバランサの管理画面に移行し、対象のALBを選択し説明タブを選択します。
ページ下部の「属性の編集」からアクセスログを有効化します。
CLBでは60分間隔と5分間隔を選択することが出来ましたがALBでは5分間隔固定となります。
S3バケット名(任意でディレクトリ)を入力し保存します。
指定したS3ディレクトリ以下
/AWSLogs/[アカウントID]/elasticloadbalancing/[AZ]/yyyy/MM/dd/
にアクセスログが設置されます。
無事アクセスログが保存されています。
ファイル形式は.gzで圧縮されています。
今回は以上になります!
お疲れさまでした!
5分間隔しか選択できなかったりgz形式で保存されていたりとCLBとは少し仕様が異なります。
次回はCLBとALBのアクセスログ機能を比較してみたいと思います。
またお会いしましょう!