渡邊です。
この記事は株式会社ナレッジコミュニケーションが運営する Amazon AI by ナレコム Advent Calendar 2018 の18日目になります。
はじめに
AWS re:Invent 2018で発表されました新サービス『Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)』について調べました。
2018年12月18日現在、プレビュー中であり、GA(一般公開)はまだ先となっております。
概要
Amazon QLDB は新しい種類のデータベースで、台帳のようなアプリケーションを自分で構築するという複雑な開発作業を行う必要がありません。QLDB を使用すると、データの変更履歴はイミュータブル (変更や削除が不可能) なものになり、かつアプリケーションデータに対する意図しない変更が発生していないことを暗号技術によって簡単に検証できます。
また、QLDB はサーバーレスであるため、自動的にスケールしてアプリケーションの需要に対応します。サーバーを管理する必要も、読み取りや書き込みの上限を設定する必要もありません。
ユースケース
利用イメージは下図です。
料金
QLDB の料金は従量課金制です。下記の項目で課金されます。
・書き込み I/O リクエスト
・読み込み I/O リクエスト
・ジャーナルストレージ
・インデックス化ストレージ
・データ送信 (アウト)
料金については下記ページをご覧下さい。計算例も掲載されております。
Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) 料金
https://aws.amazon.com/jp/qldb/pricing/
おわりに
以上、『Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)』について調べてみました。
プレビューで実際に動かしてみたら、改めてレポートしたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
参考リンク
Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)
透過的でイミュータブル、かつ暗号的に検証可能なトランザクションログを提供するフルマネージド型台帳データベース。ログは信頼された中央機関が所有。
https://aws.amazon.com/jp/qldb/
re:Invent 2018 / Andy Jassy Keynote / Amazon Quantum Ledger Database(QLDB)
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/reinvent-2018-andy-keynote-amazon-quantum-ledger-database/
【12/5 最新版】AWS Black Belt Online Seminar AWS re:Invent 2018 アップデート情報
https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/125-aws-black-belt-online-seminar-aws-reinvent-2018
※70ページ目にAmazon Quantum Ledger Database(QLDB)の説明があります。