はじめに
Amazon SageMaker Studio が AWS re:Invent 2019 でプレビューリリースとなりました。
さあ、早速検証!と思いましたが、SageMaker Studio が開けないエラーが発生しました。
再起動を試そうにも、SageMaker Studio の削除方法がわからず…
実は、現時点(2019/12/18時点)では、コンソール上からSageMaker Studio の作成し直し等はできません。
そのため AWS CLI を利用して、SageMaker Studio を削除する必要があります。
domain の削除にもいくつか手順があったので、今回はその方法をご紹介いたします。
SageMaker Studio の削除方法
私の場合は以下の画面から動けなくなり、Restart Now を押しても、起動ができない状況でした。
SageMaker Studio のドメインに関連するアプリケーションが存在するか確認し削除
関連するアプリケーションが存在することで、ドメインが削除できない場合があります。
以下のコードでアプリケーションの有無を確認します。
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aws sagemaker list-apps --region us-east-2 |
もし、関連するアプリケーションがあった場合は、以下のコードでアプリケーションを削除します。
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aws sagemaker delete-app --domain-id <domain-id> --user-profile-name <user-profile-name> --app-type <app-type> --app-name <app-name> --region us-east-2 |
SageMaker Studio のドメインに関連するユーザープロファイルが存在するか確認し削除
関連するユーザープロファイルが存在すると、ドメインが削除できません。
以下のコードで ユーザープロファイルの有無を確認します。
※ユーザープロファイルは、コンソールからも確認できます。
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aws sagemaker list-user-profiles --region us-east-2 |
関連するユーザープロファイルがある場合には、以下のコマンドで削除します。
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aws sagemaker delete-user-profile --domain-id <domain-id> --user-profile-name <user-profile-name> --region us-east-2 |
SageMaker Studioの削除
これでようやく、Sagemaker Studio 削除ができます。
以下のコマンドを実行し、SageMaker Studio を削除します。
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aws sagemaker delete-domain --domain-id <domain-id> --region us-east-2 |
最後に
これで、SageMaker Studio を削除することができました。
SageMaker Studio をまた利用したい場合は新たに SageMaker Studio を立ち上げてください。
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