こんにちは! JQです。
今回は『Route53編~Private DNS~』と題して、Route53のPrivate DNSを試してみたいと思います。
Route 53 Private DNSとは
Route 53を内部のリソースに対して、内部用のDNS名をつけて管理するために使うことができます
Private Hosted Zoneの作成
1. Private Hosted Zoneの作成
先ずはRotue53でPrivate Hosted Zoneを作成します。
以下の項目を入力して作成します。
Domain Name:内部ドメイン
Type:Private Hosted Zoneを選択
VPC ID:適用するVPCを選択
作成されました。
2.VPCの設定
EC2で今回追加したInternal Zoneを自動的に検索対象にするためにVPCのDHCP設定を変更します。
先ずは今回のInternal Zoneを追加したDHCP optionを作成します。
次に作成したDHCP optionをVPCに設定します。
また、Private DNSを利用するには以下2つの項目が「yes」になっている必要があります。
・enableDnsHostnames
・enableDnsSupport
3.レコードの設定
それではレコードを設定してみます。
VPC内のEC2にレコードを設定します。
4.確認
EC2で確認してみます。
先ずはresolvでtest.localが含まれているか確認します。
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# cat /etc/resolv.conf ; generated by /sbin/dhclient-script search ap-northeast-1.compute.internal test.local nameserver 10.0.0.2 |
次にnslookupコマンドで設定したレコードを試してみます。
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# nslookup web01 Server: 10.0.0.2 Address: 10.0.0.2#53 Non-authoritative answer: Name: web01.test.local Address: 10.0.70.235 |
取得出来ました!
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!!!