こんにちは!HEROです。
今回はAWSの最新アップデート!EBSの最大ボリューム拡張と、最大IOPSの指定が可能になったので早速調査してみました。
◯これまでのEBS
基本からのおさらいになりますがEBSはEC2とセットで利用する、いわゆる外付けのハードディスクのようなサービスです。
EC2のデフォルト、エフェメラルディスクと違いEC2にアタッチするのでサーバがダウンしてしまった際にEBSだけ切り離して復旧させて、再度EBSをアタッチさせたり、EBS自体のスナップショットをとることも可能なのでバックアップも簡単にできます。
今回のアップデートがくるまでは最大容量は1TBでした。
これ以上のデータを保存したい場合、複数のEBSをアタッチする必要があります。
またIOPSに関してはEBS汎用(SSD)ボリュームで最大3000IOPS、プロビジョンドIOPSで4000IOPSが限界でした。
◯EBSアップデート
今回のアップデートで前述でご紹介した、最大容量と最大IOPSが大幅に拡張されました。
最大容量に関しては、EBS汎用(汎用)ボリューム、プロビジョンドIOPSともに最大1TBが衝撃の16TBまで拡張されました。
IOPSも同様にEBS汎用(汎用)ボリュームで3倍以上の10,000IOPS、プロビジョンドIOPSで5倍の20,000IOPSまでのパフォーマンスを指定できるようになりました。
これらのアップデートを特別な価格ではなく、従来通りの従量課金で利用することができます。
また今まで非公開とされていた、スループットに関してもEBS汎用(汎用)ボリュームでは最大160MB/s、Provisioned IOPS(SSD)では最大320MB/sと発表されました。
さらにさらに!
可用性に関しても、EBS汎用(汎用)ボリュームとプロビジョンドIOPS(SSD)で可用性が99.999%と公開されました!
今までレイテンシーや容量拡張の問題でクラウドを悩んでいた方も必見です!
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!