こんにちは!HEROです。
クラウドといえばサーバの調達が容易、というのはもはや言うまでもないですよね。
AWSの基本的なサービス、EC2も同様です。
今回はそんなEC2に新しいファミリー(スペックの種類)が増えたのでご紹介します。
X1インスタンス
X1インスタンスは大容量メモリを搭載したインスタンスタイプです。
X1インスタンスが発表されるまではメモリの最大値はi2.8xlarge などの244GBでしたが、
X1はなんと2TBも搭載しています。まさに桁違い!圧倒的ですね。
また特徴としてre:inventでは下記の内容が案内されています。
– 最大2TBのメモリを搭載
– 高速なメモリ帯域とL3キャッシュをもつIntel Xeon E7 V3
– 最大100vCPU以上のコンピューティング能力
– インメモリデータベースやリアルタイム分析などに最適
– 2016年前半にリリース予定
見れば見るほどハイスペックですね。
こんなスペック誰が使うの?なんて思った方もいるかもしれません。
主な利用想定としてはエンタープライズ系のユーザーが対象でしょう。
また、SAP HANAやApache Spark、SQL Serverなどのアプリケーションとも相性がよいと思われます。
上記にもある通り2016年にリリース予定になりますので料金等が発表されたらアップデートします。
t2.nanoインスタンス
こちらは先程のX1インスタンスを真逆のインスタンスで最も小さいインスタンスになります。
既に利用できる、t2.smallやt2.microと同様になんと、バースト可能です。
発表された特徴は以下のとおりです。
– 512MBのメモリ、1vCPU
– 他のt2と同様にバーストをサポート
– Webサイトのホストや、マイクロサービス、監視用途に。
microもかなり使いやすい印象を受けましたが、それでももっと低スペックでもいい、コストを限りなく抑えたいという人もいたのではないでしょうか。
スポットインスタンスとも相性よさそうですね。
ちなみにこのnanoインスタンスはもう利用可能です。
東京リージョンは0.01ドル/時間となります。t2.microは0.02ドル/時間なので半分の金額ですね。安い!!
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!