こんにちは!HEROです。
皆さん、Amazon API Gateway使っていますか?
発表されて以来、Lambdaと組み合わせて多くのユーザーがサーバーレス構成に挑んだかと思います。
そんな名脇役のAmazon API Gatewayが東京リージョンで使えるようになったので今回はその金額と機能のおさらいをしたいと思います。
Amazon API Gatewayってなんぞや?
Amazon API Gatewayとはどんなサービスか改めて知っておきましょう。
Amazon API Gatewayは簡単にAPIの作成・管理ができるフルマネージドなproxyサービスです。
このサービスは、AWS LambdaやEC2、またはパブリックにアドレス指定可能なAWS外でホストされているサービス上で実行されているAPI実装に対して、すべてのアプリケーションと接続することが容易になるサービスです。
Android、iOS、ブラウザ向けに同一インタフェースでそれぞれの環境に合わせたSDKを自動生成してくれます。
個別に実装する必要がなくなるのでその分開発に時間を使うことができます。
費用体系も、例に漏れず従量課金です。
簡単なSDKの生成も特別な知識やスキルを必要とすることなくAPIの定義・変更・デプロイ・監視まで行ってくれます、素晴らしい。
そんな、Amazon API Gatewayは東京リージョン以外でも、US East(北バージニア)、US West(オレゴン)、EU(アイルランド)リージョンで利用可能です。
また以前、別記事でもご紹介しているのでこちらもぜひ見てみて下さい。
http://recipe.kc-cloud.jp/archives/7944
気になる料金体系は
さてこの便利なAmazon API Gateway。従量課金とご紹介しましたがどこが従量なのか、見てみましょう。
Amazon API Gatewayは受信した API の呼び出しと、送出したデータ量に対して料金が発生します。
■API 呼び出しの料金
100 万回の API 呼び出しの受信につき 4.25 USD のレートに、データの送出の費用がGB単位で加算されます。
■恒例の転送料
Amazon API Gateway を使用する場合、API 呼び出しに対しても料金が発生します。
最初の 10 TB につき、0.14 USD/GB
次の 40 TB につき、0.135 USD/GB
次の 100 TB につき、0.13 USD/GB
次の 350 TB につき、0.12 USD/GB
この辺は、他のサービスと同様使えば使うほど安くなるシステムですね。
また、オプションでデータキャッシュ機能があり、選択するキャッシュサイズに応じ、時間単位で料金が計算されます。
以下は抜粋です。
キャッシュメモリサイズ 0.5GB 0.028 USD/時間
キャッシュメモリサイズ1.6GB 0.054 USD/時間
キャッシュメモリサイズ6.1GB 0.245 USD/時間
こちらの価格は全て東京リージョンです!
いかがでしたでしょうか?
東京リージョンでリリースされることにより、物理的な距離の問題が解決されレスポンスもよくなりました。
この機会にぜひAmazon API Gatewayを始めましょう。
次回もお楽しみに!