こんにちは!HEROです。
私は元々ITの知識はないのですが、勉強を始めた頃、わからないながらもAWSのAuto Scaling機能は凄い!と感じていました。
なんたってトラフィックに合わせて自動でサーバーが増減するわけですから。
というわけで今回はAuto Scalingのアップデートについてご紹介したいと思います。
Auto Scalingの課題
そもそもAuto Scalingとは、前述のとおり、事前に定義されたしきい値に基づいて複数のEC2インスタンスを起動や停止することができるサービスです。
インスタンスをスケールアウトさせることによって、必要な処理能力が増加した場合でも、パフォーマンスを維持すること可能になります。
また負荷が落ち着いてきた場合も同様に値を入力しておくことで順次スケールインでき、不要なコストを抑えることができます。
ここまで書くと弱点無いじゃん!と思うかもしれませんが、現実は甘くありません。
しきい値の設定を決めるための負荷テスト等々注意事項は多くあります。
なかでもスケールインする際に、減らす対象となるインスタンスが削除されてしまうこと。
そうです、停止ではなく削除なのでログなどが残らないわけです。
もちろん運用次第で回避する方法はありますがそこは手間をかけず、乗り切りたいですよね?
Auto Scalingでインスタンスの保護に対応
そうです、今まではスケールしたインスタンスはデフォルト削除でしたがAuto Scalingグループがスケールインを実行する際に、削除するインスタンスを設定できる機能がアップデートされました!
・一時的なトラフィックで増加したサーバーを残しておきたいが無駄な費用は抑えたい
・夜間の重い処理に合わせたスケールしたインスタンスを一部残しておきたい
などなど今回の機能追加でできることは広がったかと思います。
こちらの記事にて検証もしてますのでぜひ参考にしてください。
http://recipe.kc-cloud.jp/archives/8350
いかがでしたでしょうか?
今回のアップデートによってAuto Scalingもかなり使いやすくなったのではないでしょうか。
次回もお楽しみに!