Amazon EC2編~ENI~

こんにちは! JQです。

前回は『Amazon S3編~Client Side Encryption~』ということで、Ruby SDKでClient Side Encryption試してみました。

今回は『Amazon EC2編~ENI~』と題して、1台のインスタンスに2つのEIPを設定してみたいと思います。

ENIとは

 

 

ENI(Elastic Network Interface)とは、EBSの様に自由にネットワークインターフェースを扱えるサービスです。VPCで利用可能であり、例えば固定IPやMACアドレスが複数必要な場合に有効です!

それでは実際に試してみましょう。

VPCの準備

 

 

1.ENIを利用出来るのはVPC環境の為、先ずはVPCを構築します。

※詳細な手順は過去記事をご参照下さい。

Secondary private addressを設定

 

 

2.次に、作成したVPC上にENIを利用するインスタンスを立ち上げます。
その際にNetwork Interfaceの設定画面で「Secondary private address Addresses」を追加します。

今回は「auto-assign」で自動的にIPを付与します。

Network Interface設定画面01

Network Interface設定画面02


ENIの確認

 


3.作成されたENIを確認してみます。
Secondary private addressも付与されているのがわかります。

ENI確認画面

EIPとの紐付け

4.Primary IPにEIPを紐付けます。

Primary IP

ENI画面でも紐付けを確認出来ます。

ENI確認画面02

さらにSecondary private addressにもEIPを紐付けてみます。

Secondary private address にEIP紐付け

疎通確認

 

5.それでは実際に疎通確認を行なってみます。
まずは、Primary IPに紐付けたEIPから接続してみます。

接続出来ました!
続いてSecondary private addressに紐付けたEIPで接続してみます。

こちらも無事に接続出来ました!

最後にip addrコマンドで確認してみます。
secondaryも確認出来ました!

いかがでしたでしょうか?

次回は『Amazon OSS編~Serverspecパート①~』ということで、Serverspecを触ってみたいと思います。
お楽しみに!

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