こんにちは!Narimasaです!
今回はCloudFrontを使ってEC2から動的コンテンツを配信していきます。
コンテンツの準備
まずはEC2にコンテンツをアップロードしていきます。
※EC2インスタンスの立ち上げからApacheインストールまではこちらの記事をご覧ください。
→Amazon EC2編~Amazon EC2インスタンスを使ったWEBサーバの設定~
1.httpd/phpをインストールします。
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# yum –y install httpd php |
2.次にコンテンツをアップロードします。
※今回はテストなので簡単なphpプログラムを利用します。
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# vi /var/www/html/test.php <?php echo ‘knowledge’; ?> |
3.実際にEC2にアップロードされてるかを見てみましょう。
「EC2のドメイン名」+「/test.php」にアクセスします。
knowledgeが表示されていればOKです。
CloudFrontを立ち上げよう
続いてCloudFrontを起動していきます。
1.CloudFront Distributionを立ち上げます。
3.「Origin Domain Name」の項目をクリックすると、出力先一覧が表示されます。
EC2インスタンスをELBに紐づけている時は一覧から該当のインスタンスを選択、ELBを使ってない時は「No Origins Available」を選択し、EC2インスタンスの「Public DNS」を入力してください。
※Origin Domain Nameを入力した時に「Origin ID」が自動で入力されていない場合はEC2インスタンスの「Public DNS」を入力します。
その他詳細設定の項目は、今回はデフォルトのままとします。
4.設定が完了しましたら、「Create Distribution」をクリックします。
立ち上げた直後は「Status」がInProgressになっているのでDeployedになるまで待ちます。(数分かかります)
準備が完了しましたら、「Domain Name」+「/test.php」にアクセスします
CloudFrontのドメインからknowledgeが表示されていれば成功です!
いかがでしたでしょうか?
CloudFrontを通じてEC2からの動的コンテンツを配信させることができました。
今回はテストということで簡単なプログラムを配信しましたが、より詳細に設定を行うことで、キャッシュ時間の設定や動的・静的コンテンツ出力先の切り替えを行うことが可能です。
次回もお楽しみに!!!