こんにちは! HEROです。
前回の『AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編⑥~』では、番外編としてEMRをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
今回は最新サービス、Kinesisの特徴についてご紹介します。
・Amazon Kinesis
Kinesisは昨日開催されたAWS Summitで東京リージョンがリリースされたばかりの今最もアツイサービスです!
フルマネージド型で、リアルタイムにデータを取得し、処理を行うことができる近未来的なサービスです。
◯Kinesisの特徴
まずはKinesisの特徴からです。
・フルマネージド型
私自身、Kinesisをユーザーにご紹介する際によくfluentdというオープンソースが比較対象に上がります。
Fluentdは主にログの収集に使われるのですがこれをいざ導入するとなると結構骨が折れます。
具体的には構築はもちろん、プラグインの開発などがあげられます。
コスト的に見ても、開発費用などが多くかかってしまいます。
しかしKinesisであれば面倒であったストレージの管理や、複雑なソフトウェアやファイルシステム構築、
スケーリングについて懸念する必要はありません。
データの収集も簡単に開始できます!
・データの保存
Kinesisの優れている点はこれだけではありません。
リアルタイムに取得したストリームデータは、リージョン内の複数のアベイラビリティーゾーンに自動的、
及び同期的にレプリケートされ24時間格納されるため、データの保全性はかなり高いといえます。
この時間内にデータの読み取りや分析、S3やRedshiftへ移動も可能です。
◯何が嬉しいの?
例えばゲームアプリ開発の場合、Googleアナリティクスでは取得できないデイリーアクティブユーザーやログインの有無、課金の有無などといった数値を取得しイベントなどに生かすことが出来ます。
他にもWeb系の場合にリアルタイムにアクセスログを取得し不正を行なっているユーザーがいないか、などの不正検知も可能です。
これら以外にもリアルタイム性を生かして様々なことが可能です。
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!!
■ バックナンバー
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編~
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編②~
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編③~
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編④~
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編⑤~
AWSデータベース紹介編~AWSの様々なDBサービス編⑥~