こんにちは!HEROです。
今回も前回の『ビッグデータ活用編~Tableauとは①~』に引き続きBIツールについてご紹介していきます。
最も使われているTableau製品についてみていきましょう。
◯Tableauとは?
Tableauはドラッグアンドドロップの簡単なマウス操作で集計・グラフ化が非常に簡単な操作で行えます。用途としてサプライチェーン分析や小売分析、Webサイト分析、マーケティング分析など他にも多くの業界、部門で活用することが出来ます。
また1ユーザから導入できるのが強みのBIツールです。
17,000以上のユーザーが利用しており、調査会社の米ガートナー社の2014年版「Magic Quadrant」で「リーダー」に位置付け、評価されています。
ん?ガートナー?
そうです、ガートナーといえばAWSも同じガートナー社からリーダーの評価を受けています!
つまり、AWS+Tableauはビッグデータ解析分野において最高の組み合わせというわけですね!
※ガートナー「Magic Quadrant」とは
特定の市場におけるリサーチの集大成であり、市場内で競合するベンダーの相対的な位置付けを広い視野から示したもの。
横軸をビジョンの完全性、縦軸を実行能力とし、「特定市場指向型」「チャレンジャー」「概念先行型」「リーダー」の4つに区分される。
【参考URL】
http://www.gartner.co.jp/research/methodologies/research_mq.php
◯Tableauにはどんな製品があるのか
ではTableauにはどんな製品があるのでしょうか?
見ていきましょう。
・Tableau Desktop
複数のDB接続が行えるProfessionalとLocalマシンのみで使うPersonalがあり、ドラッグアンドドロップの簡単なマウス操作ででデータを分析可能。
データに簡単な操作で接続し、様々な形式でダッシュボードに表示可能。
・Tableau Server
エンタープライズ向けの、組織全体で共有するための製品。
Webブラウザ上での編集や、モバイルデバイスと連携が可能で、コメントなども残すことができます。データ接続先のアクセス管理権限を設定することで、安全に作業することが可能です。
・Tableau Online
クラウドで活用するTableau Serverのホスト型サービス製品。
社内メンバーや、企業パートナー、顧客と画面を共有できます。全ての操作はセキュリティで保護されたWeb プラットフォームで行われ、少数のユーザーから始めて、必要な時に必要なだけユーザーを追加することが可能です。
・Tableau Public
作成した分析結果をオンラインで公開したり、閲覧するための製品。
公開したファイルはダウンロードすることも可能です。
なんと無料!
・Tableau Reader
データを含む、Tableau Desktopで作成した分析結果を開いて操作できる製品。
作成者の許可の範囲内であれば、データをフィルター、ドリルダウン、表示が可能です。
もちろん許可しなければ、操作を編集等はできません。
なんとこちらも無料!
いかがでしたでしょうか?
次回は「ビッグデータ活用編~Tableauとは③~」と題して、今回ご紹介したTableau Desktopについて詳しくご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!