こんにちは! JQです。
前回は『OSS編~Graphiteを試してみる02~』と題して、Graphiteでデータ登録を試してみました。
今回は『OSS編~Grafanaを試してみる01~』と題して、Grafanaを試してみたいと思います。
Grafanaとは
Graphite等に対応しているリッチなグラフ描画ダッシュボードのオープンソースです。
インストールと設定
1.Grafanaのダウンロード
先ずはGrafanaをダウンロードします。
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$ sudo wget http://grafanarel.s3.amazonaws.com/grafana-1.8.0-rc1.zip $ sudo unzip grafana-1.8.0-rc1.zip $ sudo mv grafana-1.8.0-rc1 /usr/local/grafana |
2.設定
続いて設定を行います。
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$ cd /usr/local/grafana/ $ sudo cp config.sample.js config.js |
今回はGraphiteのみなので以下の様に必要な箇所のコメントアウトを解除します。
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$ sudo vim config.js datasources: { graphite: { type: 'graphite', url: "http://IPアドレス", }, /* elasticsearch: { type: 'elasticsearch', url: "http://my.elastic.server.com:9200", index: 'grafana-dash', grafanaDB: true, } */ }, |
3.Apache設定の修正
次にApacheの設定を変えていきます。
前回に作成したGraphiteの設定ファイル内のVirtualHostに以下を追記します。
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$ sudo vim /etc/httpd/conf.d/graphite-vhost.conf Header set Access-Control-Allow-Origin "*" Header set Access-Control-Allow-Methods "GET, OPTIONS" Header set Access-Control-Allow-Headers "origin, authorization, accept" |
AliasでGrafanaにアクセス出来るようにします。
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$ sudo vim /etc/httpd/conf.d/grafana.conf Alias /grafana /usr/local/grafana/ |
Apacheを再起動して設定を反映させます。
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$ apachectl -t $ sudo apachectl restart |
4.確認
実際にアクセスして確認してみます。
次ぐにようにグラフを調整する事も出来ます。
いかがでしたでしょうか?
次回は『OSS編~Grafanaを試してみる02~』と題して、CloudWatchから取得したデータでGrafanaを試してみたいと思います。
お楽しみに!!!