こんにちは!HEROです。
前回までで、kinesis詳細編ということでログ管理や、コンバージョン解析基盤としてユースケースをご紹介しましたがいかがでしょうか。
今回はposデータの活用について調べてみました。
▼これまでの記事はこちらをご参照下さい
Kinesisをもっと知りたい!~kinesisがもたらすこと~
Kinesisをもっと知りたい!~kinesisがもたらすこと②~
Kinesisをもっと知りたい!~kinesisがもたらすこと③~
Kinesisをもっと知りたい!~kinesisがもたらすこと④~
◯posデータのリアルタイムアクセス分析
売上管理をする上で、posデータは非常に重要です。
しかし例えばスーパーの例で考えてみると300gの食材があるとして、同じ商品でも100g×3で1セットのものだったり、300g×1のものがあったりとクラスが違うものもあれば、近年プライベートブランドなんてものも出てきました。
さらには季節や、天候、流行などの要素も加わってくるわけですから分析は欠かせないものといえるでしょう。
また、これらの情報をリアルタイムで知ることでユーザーの満足度やリピート率向上に役立てることができます。
ビッグデータという程ではない、という方も多いと思いますがコンビニなどで1ヶ月で50万件の売上データがあるとすれば年間で600万件のデータになるのでまさにビッグデータになりえるのではないでしょうか。
例えばこんな課題ありませんか?
・環境の用意に数百万以上かかってしまう
・集計に時間がかかり、解析の頻度が少ない
・どんな解析ができるかわからないので導入できない、試せない
もし一つでもあてはまったらAWSの始めどきです!
◯kinesis導入!
下の図によくある構成図を記載します。
従来であれば多額の投資なしには出来なかった売上データ分析をデータウェアハウス(Redshift)を利用することでビッグデータ解析をスモールスタートすることが出来ます。
今までであれば決められたフォーマットでのみレポーティングしていた内容を、BIツールのtableauなどを組み合わせれば担当者が自由な方法で分析することでデータを様々な観点で分析することが出来ます。
また、posから直接取り込む事でリアルタイムに売上傾向を把握することも出来ます。
最近ではPCposもの普及も増えてきたのでビッグデータ解析導入の追い風になっているのではないでしょうか。
こういった解析もスモールスタートすることによってトライアンドエラーを繰り返すことができ、よりよい解析やサービスの向上につなげることができます。
※PCposとは
一般的なパソコン(ノートPC・デスクトップPCなど)にPOS用プログラムをインストールして周辺機器(レシートプリンター・ディスプレイ・バーコードリーダー・キャッシュドロアなど)接続するだけで利用できるposシステムのこと。
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!