[reinvent2014]今更聞けないre:Inventのアレコレ

こんにちは!HEROです。

re:Invent 2014も終わり時間も経ちましたが、Aurora申請はお済みですか?
Lambda使って閃いていますか?
何言ってるかわからない?

そんな人はAWSレシピ過去記事やぜひ弊社にお問い合わせ下さい!

さて今回は毎年盛り上がりを見せるre:Inventについての概要や2014の発表内容などをご紹介したいと思います。
そもそもre:Inventってなんだ?という人や、来年は行きたい!という人はぜひお一読ください。

◯re:Invent 2014

そもそもre:Inventとは、毎年開催されるAWS最大のカンファレンスで今年で3回目の開催となりました。

会場はなんとラスベガス!
(会場の様子はこちらも参考にしてください)

その参加者は毎年増え続け、初回約6,000人の参加が今年はなんと13,000人にもなり、さらにはライブ中継には15,000名が参加し合計4日間で273ものセッションが行われました。

さらにキーノート(基調講演)では、日本のスシロー様が事例として紹介され、日本での関心が高まってきています。

◯re:Invent 2014のメッセージ

AWSのSVP(シニアバイスプレジデント)のAndy Jassy氏は毎年印象的な言葉を残します。

今年はこんなことを言っていました。
「これまでセキュリティやコンプライアンス(担保できるかどうか)がクラウドへの移行への懸念となっていたが、これからはセキュリティやコンプライアンスを求めてクラウドへ移行するようになる」

…とても革新的ですね!!

実際に、KMSなどのセキュリティサービスリリースや、NASA、CIAの事例なども出てきています。
さらにはモバイルからもクラウド環境の活用ができたりとこれからの時代はどんどん変化していきそうです。

余談ですがAndy氏は日本の参加者のために、日本人だけが参加するセッションにも顔を出して質疑応答などをしています。
日本の注目度と市場の成長率がわかりますね!

ちなみに去年は本物にお会いしました!!(笑

AWSの成長についてとアップデートについてご紹介していきたいと思います。

◯re:Invent 2014概要

今年の新サービスではAuroraやLambdaをはじめ、セキュリティに関するKMS、開発者向けのCode Commit / Pipeline / Deployなど数多くの新サービスが発表され、AWSがNew Normalになりつつあると言われています。

更に今年は既に454回以上のアップデートがされており、1日1回以上のアップデートが行われています。

アップデート回数

◯AWSの成長

【伸び続けるサービス】
AWS自体は日本での浸透率も上がってきており、成熟してきているサービスですが例えばEC2を見てみても2013年と比べて年間99%の成長しており2倍の成長率となっています。
また、S3のストレージ利用規模は137%とEC2以上の伸びを記録しています。

【パートナー企業やAWSを使ったサービスの成長】
AWSを使った成功企業はもちろん、AWSサービス周辺のサードパーティ製ツールなどの企業なども成長をみせています。

日本のパートナー企業やコミュニティも年々増えてきており、より活性化していくのではないでしょうか。

【事業規模の成長】
今年もAWSはガートナー社の 「IaaS マジッククアドラント」でリーダーとして認められており、このデータによると、AWS クラウドのキャパシティがその他 14 社全てのリソースを合わせたキャパシティと比べても 5 倍以上となっています。

なんという圧倒的!驚きです。

さらにアメリカではIaaS市場の約27%を占めるなど留まるところを知らないサービスとなっています!

◯新サービス発表

新サービスについて弊社でも記事をアップしているのでぜひ御覧ください!
・Amazon RDS for Aurora
Amazon RDS for Aurora MYSQL互換で5倍の性能
Amazon RDS for AuroraとRDSとの料金比較

・Code Commit / Code Pipeline / Code Deploy
AWS CodeDeploy / CodeCommit / CodePipeline開発管理効率を図る新サービス
はじめてのAWS CodeDeploy~Get Started編~

・Key Management Service
AWS Key Management Service AWS側で暗号鍵管理
はじめてのKey Management Service (KMS) その1
はじめてのKey Management Service (KMS) その2

・AWSConfig
AWS configクラウド上のリソース管理が容易に!?
はじめてのAWS Config~Get Started編~ / Config編~リソースログ化~

・EC2 Container Service
こちらはDockerコンテナをサポートし、EC2のクラスタ上で簡単に分散アプリケーションを実行できるサービスです。
coming soon!!!

・Amazon Lambda
LambdaからセキュアにRDSに接続する

・AWS Service Catalog
AWS Service Catalog  AWS環境のテンプレートをだれでも簡単に立ち上げられ、工数の軽減に!

※こちらは2014年12月現在の記事になります。

いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!

この記事を書いた人

aws-recipe-user