こんにちは!HALです。
先日の「AWS Summit 2015 New York」で発表されました、「Amazon API Gateway」について、「なんかすごそうだけどいまいちわからない!」という声を結構聞きます。
本日は、「Amazon API Gateway」について、本当に触りの触りですが、ご案内していきます。
■Amazon API Gatewayって何?
一言でいうと、「APIの作成と管理が簡単にできるサービス」です。
◯APIの作成:AWS Lambda、EC2、もしくはAWS外でパブリックとして公開されているアプリケーションをAPIとして公開することができます。
◯APIの管理:Amazon API Gatewayは、APIの管理に必要な以下のような事項をお客様側での実施が必要なく、AWS側で提供しています。
・インフラの管理、運用
・バージョン管理
・認証
・APIのレスポンス状況の監視、モニタリング 等
■なんですごいのか?
・このサービスを使うとAPIの作成がほんの数クリックででき、作成したAPIのSDKをJavaScriptやiOS、Androidなど向けに配布できるようになる。
・Lambdaと連携できるので、サーバ(EC2)がないシステムの構築が可能になる。
という点があるかと思います。
■今までと何が違うのか?
・今まではAWSサービスと連携する時はアプリケーションや端末毎にSDK等で連携の口を開発する必要があった。
API Gatewayを用いることで一般的なRESTでやり取りすることができ、開発の工数が大幅に削減できる。
・バックエンドにLambdaが利用できるので、インフラの管理、運用が不要になる。
・APIのバージョン管理や、レスポンスのモニタリング、認証等々APIの運用に必要な機能は、API Gatewayで提供されているので、そういったことを考えることは不要!
■価格はどれくらいか?
API呼び出し回数(100万回で$3.5)
データ転送容量
キャッシュメモリの利用料
で変更致します。
詳しくは以下公式サイトをご参考願います。
http://aws.amazon.com/jp/api-gateway/pricing/
■他のクラウドサービスではどうなのか?
他のクラウドサービスでも類似サービスの提供されているようです。
◯Microsoft Azure:API Management
http://azure.microsoft.com/ja-jp/services/api-management/
◯Google Cloud Platform/Cloud Endpoints
https://cloud.google.com/endpoints/?hl=ja
■参考URL
・【AWS発表】Amazon API Gateway – スケーラブルなアプリケーションバックエンドの構築と実行
http://aws.typepad.com/aws_japan/2015/07/amazon-api-gateway-build-and-run-scalable-application-backends.html
・APIの作成と管理が楽になるツールAmazon API GatewayをAWSが提供開始
http://jp.techcrunch.com/2015/07/10/20150709aws-announces-new-api-gateway-service/
・AWS、APIを容易に作成できる「Amazon API Gateway」公開
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/071002310/
・Amazon API Geteway概要
いかがでしたでしょうか?
クラウド界隈でかなり話題になっているAmazon API Gatewayの触りの部分のみご紹介させていただきました!
順次アップデートを公開していきます!
お楽しみに!!!