こんにちは!Narimasaです!
今回はAmazon RDSのAuroraのメトリクスについて紹介します。
Auroraについてはこちらの記事を御覧下さい。
Amazon RDS編 ~Auroraへ移行してみる~
Auroraのメトリクス
通常、RDSのメトリクスは20弱の種類が用意されていますが、Auroraは特にクエリに関するメトリクスが充実しており、現時点で36~37種類が提供されています。
確認手順
今回はリニューアルされたRDSコンソール画面から確認してみます。
RDSコンソールでAuroraのインスタンスにチェックを入れ、「モニタリングを表示」をクリックします。
従来からRDSコンソールで見ることができる形式でメトリクスが表示されますが、メトリクスの数が多いため画面右上のアイコンでメトリクスを切り替えるようになりました。
また、先ほどの「モニタリングを表示(非表示)」アイコンの矢印部分をクリック
することで表示形式も切り替えることができます。
今回は「フルモニタリングビュー」を選択します。
フルモニタリングビューでは各メトリクスをパネルのように表示させます。
パネルには現在の数値が表示され、クリックするとグラフ表示になります。
Auroraメトリクスの種類
メトリクスはそれぞれ「SQL」「System」「Deployment」のセクションに分けられています。
「SQL」
select/DML/Commit/DDLのスループットやレイテンシの他、トランザクションやキャッシュリクエストの割合を確認できます。
従来のRDSメトリクスではDBコネクションしか確認できないので、ここも大きな違いとなっています。
「System」
従来のRDSメトリクスにあったCPU使用率等の他に、未処理のI/O書き込み数やリードレプリカとのラグに加え、これまでカスタムメトリクスで設定する必要があったストレージの空き容量を確認することが出来ます。
「Deployment」
このセクションではリードレプリカに関するメトリクスがピックアップされております。メトリクス自体は上記の「System」でも確認できます。
CloudWatch
AuroraのメトリクスはRDSコンソールから確認する他に、CloudWatchの画面からも確認が可能です。
いかがでしたでしょうか。
RDSコンソールからもクエリのメトリクスが見られるようになったことで、真の意味でRDBのマネジメントができるようになったのではないでしょうか。
既存のMySQLからの移行もダウンタイム無しで実行できるので是非ご利用下さい。
次回もお楽しみに!!