re:Invent2015新サービス発表! Mobile Hubについてちょこっと調べてみました。

こんにちは、たいしゅうです。

今回は、先日re :Inventで発表があったMobile Hubについて概要を説明したいと思います。
Mobile Hubっていうけど、Amazonにすでにモバイルサービスなるサービスあったよね?
と思われる方!そうその通りです今回紹介するMobile Hubは従来のモバイルサービス群をまとめて、もっと簡易的に使えるサービスになっています。

■特徴
今までのモバイルアプリケーション構築サービスをより簡単に構築できるようになりました。
ユーザー認証、データストレージ、バックエンドのロジック、プッシュ通知、コンテンツ配信、および分析などの機能をアプリケーションに簡単に追加したり構成したりできます。AWS Mobile Hub では、アプリケーションを構築した後、実機でのテストおよびアプリケーションの使用頻度を追跡するための分析ダッシュボードに、すべては単一の統合コンソールから容易にアクセスできます。
以下の機能がMobile Hubには実装されています。

■ユーザーサインイン
ユーザー認証機能を提供
有名なIDプロバイダーによるサインインが可能
(Facebook、Amazon、Google、Twitter)

■カスタム認証
CognitoのIdentity Poolを使ったユーザー認証機能の構成を自動でプロビジョニング

■プッシュ通知
・ios、Androidに対するプッシュ通知機能を提供
・AndroidはGCM , iosはAPNsを利用
・Amazon SNSを使ってプッシュ通知の構成を自動でプロビジョニング

?What“GCM“?
Google Cloud Messaging(以下、GCMとする)は、アンドロイド端末にメッセージをプッシュ配信するクラウドサービスです。 これを使うと非同期に端末アプリへメッセージ送信が可能になり、様々な通知が可能となります。 身近な例では、新着メール、アプリ更新、その他のお知らせ通知などで利用されています。

?What “APNs“?
APNSとは、Apple Push Notification Serviceというアップルが作成したサービスのことで、iOS 3.0のリリースとともに開始されました。 Push技術を使って常にオープンなIP接続を通してサードパーティ製アプリケーションのサーバーからの通知をアップルの端末に転送します。

■アプリのコンテンツ配信
・アプリのコンテンツ配信機能を提供
・画像、動画などを含むファイルをクラウドに保存してアプリにダウンロード&キャッシュ
・CDNを利用した低レイテンシ配信も可能
・AmazonS3,Amazon Cloud frontを利用したコンテンツ配信の構成を自動でプロビジョニング

■ユーザーデータストレージ
・ユーザーデータを保存、同期する機能を提供
・プロフィールや設定、ゲームの進行状況などを保存
・写真などの様なメディアファイルも保存可能
・複数のデバイス間でデータの同期も可能
・Amazon cognitoのCognito Sync,AmazonS3を使ったデータを保存する構成を自動でプロビジョニング

■アプリ分析
アプリの使用状況や収益化のメトリクスなどを収集、測定、分析する機能を提供
コンソールで主要なデータをグラフで視覚化
AmazonS3またはAmazon Redshiftにエクスポート可能
Amazon Mobile Analyticsを使ったアプリ分析機能を自動でプロビジョニング

■クラウドロジック
・サーバーレスで構築したMobileバックエンドを提供
・サーバーのプロビジョニングや監視の必要なし
・コードの実行屋スケールなどはAWSが自動で実施
・アプリからは直接呼び出すだけ
・AWS Lambdaを使ったMobileバックエンド構成を自動でプロビジョニング

■アプリのテスト
・アプリのテストをクラウドで実施出来る機能を提供
・ios, AndroidおよびFire OSの実デバイスでテスト可能
・アプリの品質を高めるためのテストを実施
・現在はリンクのみ

いかがだったでしょうか
今回は概要程度の紹介となりましたが、Mobile Hubのこと少しわかって頂けたでしょうか?
Amazonのサービス上で、アプリケーションのすべてと言える機能が実装出来て、さらに、テストまで出来てしまうとは、驚きですね。

最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました
それではまた、次回

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