re:Invent2015新サービス発表! え!?クラウドサービスだよね??Import/Export Snowballについてちょこっと概要説明!

こんにちは、たいしゅうです。

今回は、AWS新サービスの中でも異色を放っていたサービスSnowballについてちょこっと説明したいと思います。

Snowballは、Amazonが提供する6Gの衝撃に耐えられ、110V電源と10GBのネットワークを備える完全自給自足型のデータ転送サービスです。
クラウドっぽくなく、筐体が送られてきてその中にデータを入れて、送り返すというものです。
現時点では、Snowball装置のデータはすべてAmazonのオレゴンデータセンターにあるS3 Standardにアップロードされています。
ちなみに、現在、Snowball はバージニア、オレゴンの2つのリージョン内へのデータ転送で使えます。
他のデータセンターも近々サポートされる予定になっています。

特徴

【高速なデータ転送】
データ転送時間を最小限にするため、Snowballには高速10Gbpsネットワークが含まれています。Snowballは、最大50テラバイトのデータをデータソースから筐体に1日以内に転送できるよう設計されています。
発送時間は別途必要です。

【暗号化について】
Snowballに転送されるデータはすべて、AWS Key Management Service (KMS) によって管理される256ビット暗号化キーによって自動的に暗号化されます。
通信中のデータセキュリティを守るため、暗号化キーが筐体に送信されたり、保存されたりすることはありません。

【堅牢性と可搬性】
Snowballには、堅牢性と可搬性を実現するよう設計された丈夫なケースが含まれます。
Snowballは6Gの衝撃も耐えられるだけでなくそのケースの重量は50ポンド(22.5 kg)以下なので、1 人で持ち上げて移動させることができます。

【セキュアなデータ消去】
データ転送ジョブの処理と検証が完了すると、AWS では National Institute of Standards and Technology (NIST) の「メディア衛生のためのガイドライン」に従った方法で Snowball 筐体内部のソフトウェア消去を実施します。

【お値段は?】
筐体の送付とデータ転送一式につき$200の料金が発生します。
この料金の中には10日分のオンサイトでの利用料が含まれていますつまり、10日分までは$200だけで利用ができる様になっていますが、11日目からは一日につき$15の料金が発生します。
TSUTAYAのレンタルで言う延滞料金みたいなものですね。
データの転送量はエクスポートのみ0.03ドル0.03ドル/GBの料金が発生します。

いかがだったでしょうか?
新サービスのAWS Import/Export Snowballについて少し分かって頂けたでしょうか?
クラウドサービスなのにクラウドっぽくないサービス。
果たして東京リージョンに上陸することはあるのでしょうか。

最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました
それではまた、次回

この記事を書いた人

aws-recipe-user