■概要
2024年2月1日より、従来は無料だったパブリックIPv4アドレスに対して、1IPアドレスあたり 0.005 USD/時間 が課金されるようになりました。
それに伴って現在利用中のIPv4アドレスは一度見直すのが良いでしょう。
新着情報 – パブリック IPv4 アドレスの利用に対する新しい料金体系を発表
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-aws-public-ipv4-address-charge-public-ip-insights/
■パブリックIPv4インサイト
普段触れる機会がなかったんですが、IPv4インサイトはVPC IP Address Manager (IPAM) の機能の一部となるようです。
IPv4インサイトのみを利用している場合は特に利用料金は発生しません。
以下さくっと確認方法です。
AWSコンソールよりVPCへ以降し、「VPC IP アドレスマネージャー」を選択しましょう。
「パブリック IP に関するインサイト」に進みます。
このページで利用状況を確認できます。
ここで気づいたのが余計なEIPが残ってるみたいですね…特に利用しなければこういうのは解放しておきましょう。
IPv4の利用状況は下記のような図で表示されます。
「EC2パブリックIP」は主にインスタンスへ自動割り当てしたIPになり、
「Amazon所有EIP」は取得しているEIPになります。
「サービスマネージドIP」については、ELBやCloudFront等の下で動いているIPが表示されるようです。
更にページ下部にはIP利用の詳細も表示されます。
有料化も始まるので定期的に確認すべき?ですかね。
■IPv4の削減
インスタンス接続に利用しているIPの場合、インスタンスに紐づくIPは撤廃し、
EC2 Instance Connect (EIC) Endpointを利用するようにするのも良いでしょう。
下記も参考までに。
EC2へのSSHでパブリックIP、IGWが不要になりました
https://qiita.com/zenden/items/cc0d4c7a733b40f1a302
以上です!