こんにちは!Rookieです。
前回までは『Amazon Elastic Beanstalk編~Elastic Beanstalkを使ってみよう!パート③~』と題して、Amazon Elastic Beanstalkを利用したアプリケーション環境の構築方法について記述しました。
今回からのレシピでは『Amazon Storage Gateway編~Storage Gatewayを使ってみよう!パート①~』ということで、Amazon Storage Gatewayについて4回にわたってお話していきたいと思います。
まず今回は、Storage Gatewayの概要について簡単に説明していきます。
その前に、Storage Gatewayに関する情報をご紹介しましょう!
先日AWSより、Storage GatewayがMicrosoft Hyper-Vの仮想環境でも実行可能になったことが発表されました。これにより、システム実行環境の幅がさらに広がりますね!
Storage Gatewayとは?
AWSが提供している、オンプレミス環境と連携したバックアップクラウドストレージサービスになります。
既存のオンプレミス環境のデータセンターのデータをクラウドストレージへ安全にバックアップすることが可能です。
Storage Gatewayの利点
Storage Gatewayには、以下のような利点があります。
① 安価で耐久性の高いAmazon S3にデータをバックアップできる
データは99.999999999%の堅牢性を持つAmazon S3に保存され、保存されるデータは暗号化されるので、データの損失および漏洩の危険性が非常に低いものとなっています。
また、Amazon S3は容量無制限となっており、バックアップスケジュールも容易に設定が可能です。
② データ転送時も暗号化される
オンプレミス環境とAmazon S3間のデータ転送においてもSSLで暗号化がおこなわれるので、転送時におけるデータも安全です。
③ データをEBSスナップショット形式で保存できる
Storage Gatewayでは、オンプレミス環境のデータストレージにあるデータをそのまま、EBSスナップショットのイメージでS3にバックアップすることが可能になっています。
これにより、オンプレミス環境をAmazon EC2移行も容易におこなえます。
いかがでしたでしょうか?
オンプレミス環境とクラウド環境間のバックアップ等の作業をシームレスにおこなえるのは、非常に便利なものかと思います。
また上記の通り、オンプレミス環境のクラウド環境への移行も容易におこなえるのも大きなメリットかと思いますので是非、確認してみてください!
次回は『Amazon Storage Gateway編~Storage Gatewayを使ってみよう!パート②~』と題して、Amazon EC2 on Storage Gatewayを立ちあげてみたいと思います。お楽しみに!
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