こんにちは!HEROです。
前回はアップデートということでCodeDeployについてご紹介させていただきました。
今回はせっかくなので正式サービスにもなった他のCodeCommit、CodePipelineと合わせて、AWS Code3兄弟について簡単にまとめてみました!
◯CodeDeploy
前回記事のおさらいです。
CodeDeployはEC2へのアプリケーションの展開を自動化するサービスで、ユーザーのEC2郡に対してダウンタイムをなくしたり、最小限に抑えるローリングアップデートなど効率的にコードをデプロイすることが可能になります。
さらに、問題があるかどうかを自動的にヘルスチェックし、必要があればすぐにロールバックすることもさらにC++やJSなど様々な言語に対応しているのも特徴です。
CodeDeploy自体の料金は無料で使用するEC2の料金等しかかかりません。
対応しているOSも幅広く、Amazon Linux、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntu Server、Microsoft Windows Serverに対応しています。
※上記以外でのOSも下記URLからオープンソースのソフトウェアとして利用可能です。
https://github.com/aws/aws-codedeploy-agent
使用は非常にシンプル。
何をデプロイするか、どこにデプロイするか、デプロイ方法を指定する任意のパラメータの設定。
たったのこれだけです!簡単ですね。
ちなみにアクセス方法はAWS マネジメントコンソール、CLI、AWS SDK、AWS CodeDeploy API を使用してアクセスできます。
◯CodeCommit
CodeCommitはGitリポジトリをホストするマネージドサービスです。
既存のデプロイツールと統合でき、リポジトリサーバーを管理する手間から開放されます。
リポジトリのサイズに制限はなく、GitHubやVisualStadioなど様々なサービスと連携が可能です。
またCodeCommitはデータ(リポジトリ)を Amazon S3 および Amazon DynamoDB に保存し、任意のリージョン及びAZに分散させるため、非常に可用性が高いです。
操作についてはマネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK を使用してリポジトリを管理でき、Git コマンドまたは Git グラフィカルツールを使用して、リポジトリのソースファイルと通信できます。
最後にCodeCommit の費用についてです。
CodeCommitはアクティブなユーザー 1 人につき 1 USD/月です。
アクティブな各ユーザーに対して、月に 10 GB のストレージと 2,000 件の Git リクエストを利用できます。
ストレージまたは Git リクエストの追加が必要な場合は、GB/月につき 0.06 USD、Git リクエスト 1 件につき 0.001 USD で追加できます。
※アクティブなユーザーとは
その月に請求対象の Git リクエストを実行する、すべての固有な AWS Identity(IAM ユーザー、IAM ロール、フェデレーティッドユーザー、ルートアカウント)のことです。
※Git リクエストとはリポジトリのオブジェクトを転送する Git の送信、または取得リクエストのすべてが請求対象です。
◯CodePipeline
CodePipelineはワークフローをコード化して自動化する手助けをしてくれるサービスです。
事前に定義されたワークフローを自動で実行し、リリースプロセス通して新しいコードの変更がどのように処理されるか、コード自体に問題がないか確認することができます。
さらに、GUIを使ってリリースプロセスをモデル化できるので非常に便利です。
また、ソースコードをS3から直接取得できるのでCodeDeployやBeanstalkにデプロイも可能です。
ちなみにPipelineの費用は、、アクティブなパイプライン 1 つにつき 1 USD/月です。
それ以外はかかりません。
いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!