こんにちは、シュガーです。
AWS Lambdaの基本シリーズとして今回は環境変数の設定と取得方法について紹介をしたいと思います。
環境変数の設定
それでは環境変数の設定を行います。Lambdaでデフォルトで設定されているものの他に、ユーザでも環境変数を設定することができます。
Lambda関数の下部に環境変数という項目があるのでここで設定を行います。
環境変数はキーと値のペアとなっています。本記事では
キー:「GREETING_1」
値:「おはようございます」
と設定しました。
Lambda関数
Lambda関数は以下のように作成しました。
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import os print('Loading function') # ①ロード時にメッセージを出力 def lambda_handler(event, context): # ②環境変数GREETING_1を取得して出力。設定されていなければ「こんにちわ」をデフォルト値とする print('日本語のあいさつ = ' + os.environ.get('GREETING_1','こんにちわ')) # ②環境変数GREETING_2を取得して出力。設定されていなければ「Hello」をデフォルト値とする print('英語のあいさつ = ' + os.environ.get('GREETING_2','Hello')) |
実行結果
実行結果は以下のとおりです。
環境変数が設定されている、日本語のあいさつ(GREETING_1)では環境変数を取得し「おはようございます」と出力されました。
環境変数が設定されていない、英語のあいさつ(GREETING_2)では環境変数がないためデフォルト値の「Hello」が出力されました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
環境変数を設定することで、開発環境や本番環境のように設定が異なってもコードの変更や再デプロイすることなく利用することが可能になります。
また、環境変数の数に制限はありませんが、合計サイズは4KBまでになります。
次回もお楽しみに。