Amazon Sumerian Tutorial39:Augmented Reality Using Sumerian and ARKit

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こんにちは、ナレコム前川です。

今回は、Amazon Sumerian の公式チュートリアルの
Augmented Reality Using Sumerian and ARKit を進めていきたいと思います。

ここで学ぶのは、

・シーンの公開について
・Script の仕組みについて
・ArSystem
・ArAnchor コンポーネント
・SumerianARKitStarter sample iOS app

の5つです。

今回のチュートリアルを進める前に、以下の項目を済ませておいてください。

・以下のチュートリアルを済ませておく
  - Amazon Sumerian Interface tutorial
  - Creating a TV Room
  - Nesting Entities Using a Solar System tutorial
  - Scripting Basics tutorial

コチラからファイルをダウンロードする
※zip ファイルをダウンロードしてください。

また、以下の項目が必要となります。

Apple の開発用アカウント
・iOS アプリケーション開発に使用する XcodeSwift の基礎知識
・ARkit が使用できる iOS デバイス(iPhone6s以降, iPhoneSE, iPad Pro すべて, iPad 2017以降)
・Git バージョン管理システムと GitHub に関する基礎知識

上記の準備が整ったら、チュートリアルを進めていきましょう。

1. シーンの作成

まず、シーンを作成していきます。

① ダッシュボードから Augmented Reality テンプレートを選択。
② シーン名を「AR Tutorial」に設定。

2. エンティティの追加

それでは、シーンにエンティティを追加していきます。

Import Asset をクリック。
②「Drone」を検索し、追加。

③ Assets パネルに追加された Drone パッケージから Drone(六角形アイコン)Entities パネルに追加。
④ 追加した Drone を ARAnchor の配下に移動。

3. シーンの公開

ここでは、シーンの公開設定を行っていきます。

① 上のメニューバーにある Scene -> Publish をクリック。

Publish ボタンをクリックし、URLの取得。

詳しくは、コチラの記事に記載されているので、参照してください。

4. SumerianARKitStarter iOS App を使用し、シーンの確認

ここでは、iOS 機器を使って実際に SumerianARKitStarter を確認していきます。
※ 4章では、Apple Developer Program に登録されているアカウントを取得する必要があります。

① Xcode を起動する。

[File] -> [Open] をクリックし、先ほどGitHubからダウンロードしたファイルを開く。

③「SumerianARkitStarter」をクリックし、General メニューを選択。

④「Signing」からTeamProvisioning Profile を設定。

⑤ Xcode内で ViewController.swift ファイルを開き、取得した URL を書き換える。
※ 書き換える際には、URL の最後に /?arMode=true を追加します。

⑥ お持ちの iOS 機器をPCに繋いで、ビルドする。
※ 以下のメニューでご自分の iOS 機器を指定し、再生ボタンをクリック。

また、ビルドする際に以下の画面が表示されるので、Mac のパスワードを入力後、常に許可を選択してください。

この時点でしっかりとトラッキングデータが取れていれば、ドローンが現実世界に浮かんでいるように見えるはずです。

ちなみにここの設定で Apple Developer Account がきちんと登録されていなかったため、
実行がうまくいかず、私は引っかかってしまいました。。。

5. スクリプトシステムの追加

ここでは、Sumerian でスクリプトを追加していきます。

Assets パネルの Default Pack の右に表示される
+ ボタンをクリックして、新しいスクリプトを追加。

Script を選択。

③ スクリプト名を「Anchor Positioning」に変更。

ARAnchor エンティティを選択し、Add Component から Script を追加。

⑤ 先ほど作成した「Anchor Positioning」をドラッグ&ドロップ。

⑥ ファイルが追加されたのを確認し、編集ボタンをクリック。

⑦ 以下のプログラムをコピーして、setup関数を追加。

このプログラムでは、
はじめに、ArAnchorComponent() を作成し、ArSystem に認識をさせます。

次に、画面がタップされた際に実行される performHitTest 関数を定義してあります。
この関数では、イベントの座標を正規化されたスクリーンの座標 [0.0, 1.0]に変換します。
このパラメータを使用して ArSystemの hitTest 関数を呼び出しています。
hitTest 関数では、タップした場所に平面があるかどうかを調べます。

hitTestCallback 関数は、hitTest の結果が呼び出されます。
呼び出しに成功すると、検出された平面の情報を表す値に変換され、
この変換された値を Arsystem に registerAnchor 関数でアンカーとして登録するよう依頼します。

registerAnchorCallback 関数では、アンカー登録要求の結果、取得したアンカーIDを返してくれます。
最後に、画面がタップされたら touchend イベントが呼ばれます。

6. アンカーの設定

上記で、プログラムの大体の構成がわかったかと思います。
ここでは、それを踏まえてスクリプトを完成させていきたいと思います。

① 以下のプログラムをコピーして、cleanup 関数を setup 関数の後に追加。

② 手順3〜4(公開からXcodeでのビルド)までを繰り返す。

以上で設定は終わりです。

それでは、実行してみましょう。
実行動画は以下です。

実際に、ドローンは動きませんでしたが、平面が取れた場所に Cube が表示されます。
また、ドローンはアプリを起動した際の自分自身の真上に配置されます。

今回のチュートリアルは以上です。
お疲れ様でした。