SageMakerのスポットインスタンスを利用したモデルトレーニングに関する制限緩和方法について

はじめに

2019年9月6日時点では、SageMaker スポットインスタンスを利用したモデルトレーニングに関する制限緩和項目がありません。
そのため今回は、SageMaker のスポットインスタンスを利用したモデルトレーニングに関する制限緩和の方法についてご紹介します。

スポットインスタンスを利用したモデルトレーニング時のインスタンス制限緩和

制限緩和には、リソースタイプとして「SageMaker のトレーニング」を選択したうえで、申請理由の欄に、通常のトレーニングジョブではなく”スポットトレーニングジョブ”の緩和を希望していることを明示する必要があります。
以下手順を説明します。
・SageMaker のコンソール右上のサポートからサポートセンターをクリックします。

・Creat Case をクリックします。

・真ん中のService limit increaseをクリックします。

・SageMaker を選択します。

・以下のように設定します。

・申請理由と通常のトレーニングジョブではなく”スポットトレーニングジョブ”の緩和を希望していることを記入します。

・設定を終えたら、Submit をクリックします。

・以上でで申請は完了となります。
※制限緩和には数日かかる場合があります。

おわりに

今回はSageMakerのスポットインスタンスを利用したモデルトレーニングに関する制限緩和方法についてご紹介しました。
スポットインスタンスに関する項目追加の対応があるまでの参考になると幸いです。

 

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