はじめに
2019年12月11日に Jack Wenzinger 氏が掲載された「[Updated 11-December] Media2Cloud 2.0 now live: Increased control, SageMaker Ground Truth integration, and more partner support」を和訳し、まとめました。
本記事は下記リンク参照。
MEDIA2CLOUD VERSION 2.0 RELEASED
MEDIA2CLOUD
Media2Cloud は、ビデオコンテンツ管理に必要なデータや画像の確立、そしてクラウド移行のためのワークフローの設定サポートを行うサービスです。コンテンツの取り込み・保存・処理・配信・管理などを、クラウド上で簡単に行うことができます。
Media2Cloud はビデオコンテンツを取り組むために必要な項目を網羅したサービスとなっており、以下の特徴があります。
■ Media2Cloud の特徴
- フレームワークに AWS Machine Learning でビデオ資産のベースラインメタデータを増強するトリガーを含む
- ビデオアセットには、以下の3つの AWS サービスを利用
- 物体検知や顔認識には Amazon Rekognition
- 音声テキストの作成には Amazon Transcribe
- コンテキストメタデータの作成には Amazon Comprehend
Media2Cloud はとてもエラスティックなサービスであるため、同じ要件であれば、同じワークフローを使用して日々の運用とアーカイブの移行をサポートすることができます。そのため、異なるワークフローを作り、キャパシティの対応をする必要がありません。
WHAT’S NEW
そして、この度 Media2Cloud 2.0 が正式にリリースされました。これによりユーザはより簡単に、そしてより迅速にワークフローを AWS に取り込めるようになりました.
Media2Cloud に関する新たな追加情報は以下となります。
- 使用する機械学習サービスと、ソースコンテンツに含まれる言語の選択するための構成パネルをサポート
- 用途に合わせた的確なサービスを選択可能
- Amazon Rekognition の構成には不適切なビデオ検出機能を追加
- SageMaker GroundTruth を追加し、カスタムフェイスキュレーショントレーニングをサポートするクラウドソーシングツールが提供可能
まとめ
アップデート情報は以上となります。
名前の通り、メディア関連に特化した新サービスとなっておりますので、メディア業界で AWS の利用を考えている方は、この機会に是非こちらのサービスを利用してみては如何でしょうか。