■概要
RDSに関するちょっとした機能追加になりますが、
機械学習(ML)を用いたものを含む、いくつかのレコメンデーションが追加されたようです。
Amazon RDS launches an enhanced experience for RDS Recommendations
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/12/amazon-rds-enhanced-experience-rds-recommendations/
■追加された機能について
上記の公式URLによると、機会学習を利用したパフォーマンス異常に関するもの、構成のベストプラクティスや閾値ベースで見たパフォーマンスに関する推奨事項などが
RDSのレコメンデーションとして表示されるようです。
またその他要点は以下となります。
・重要度によって優先順位付けされた推奨事項をリストで見れる
・キーワード検索や重要度などで簡単にフィルタリングが出来る
・リストでは複数のリソースの推奨事項を同時に確認できる
・リストから推奨事項に沿った変更をそのまま適用できる
■コンソールから見てみましょう
検証で使っている環境のコンソールから実際に見てみました。
既視感がありますが、RDSのページを開いて左下の「レコメンデーション」の所みたいですね。
下記のようなリストになっていました。
確かにいくつかのカテゴリーに分かれていてわかりやすく、「View details」より対象リソースなど詳細を確認する事もできました。
「View details」では以下のような画面を確認する事ができ、どのような効果があるか、ダウンタイム、コストなどの様々な面でレコメンデーションされている様子です。
以下のように、項目にチェックを入れて即適用という事も可能みたいですね。
■終わりに
ちょっとした機能ですが、運用の最適化に一役買いそうな機能でした!
地味アップデートですが結構便利そうですね。