Amazon WorkSpaces編~Syncでフォルダ同期しよう③~

こんにちは!Narimasaです!

前回は「Amazon IAM編~ビリング閲覧用アカウントを作ろう~」と題して、ビリング閲覧用のIAMユーザーアカウントを作りました。

続いて今回は「Amazon WorkSpaces編~Syncでフォルダ同期しよう③~」と題してWorkSpaces Syncの同期がどのように行われているか、そしてUSBメモリやインストーラーCDを同期させられるか検証します。

Syncの同期

まずは、Syncの同期がどのようになされるかをクライアントPC側・WorkSpaces側の双方から見ていきます。

①PC側のファイルを変更する
まず、PC側のファイルを変更すると、どれくらいの時間でWorkSpaces側に同期されるかを検証してみます。

今回は「synctest」フォルダの「synctest」テキストファイルを更新します。

synctest PC before

現時点で同期しているWorkSpaces側のフォルダはこの状態です。
synctest WS before

PC側を更新しました。
synctest PC after

すると、30秒ほどでWorkSpaces側に反映されました。
synctest WS after

②WorkSpaces側のファイルを変更する
続いて、今度はWorkSpaces側を変更します。

「synctest」フォルダに「testtesttest」テキストファイルを作成しました。
testtest WS

こちらも30秒ほどでPC側に反映されました。
testtest PC

この後、「testtesttest」ファイルの削除も行いましたが、同様に30秒ほどで反映されました。

以上のことから、SyncはPC・WorkSpacesの双方に常駐していて、双方向での同期を行っていることが確認できると思います。

外部メディアとの同期

では、今度はUSBメモリやインストーラーCDと同期できるか検証します。

①USBメモリとの同期
クライアントPCにUSBメモリを接続した状態から、USBメモリの中身をWorkSpaces側に同期できるか検証します。

クライアントPC側のSync設定は以下の通り、接続したUSBメモリ全体です。
USB setup

同期開始から15分ほど経ったのがこちらです。
USB syncing
USBメモリ側にまだ同期途中のファイルがありますが、USBメモリから同期は可能なようです。

その後、1時間30分ほど経って、残りの大容量ファイルも同期されました。
USB syncd

このように、USBメモリからの同期は可能なようです。
外部メディアに置いていたファイルもクライアントPCに戻すこと無くWorkSpacesに送れるので環境移行がスムーズにできます。

②インストーラーCDとの同期
続いてクライアントPCにインストーラーCDを入れて、その中身をWorkSpaces側に同期できるか検証します。

クライアントPC側のSync設定は以下の通り、インストーラーCD全体にします。
CD setup

が。

同期できませんでした。

Sync設定先のフォルダを変えてみましたがSyncが始まりませんでした。

インストーラーCDがWorkSpacesに同期できれば、CDのアプリケーションを移行させることができたのですが、どうやら出来ないようです。

今回の同期検証は以上となります。

次回もお楽しみに!

この記事を書いた人

aws-recipe-user