こんにちは! JQです。
前回は『OSS編~Jubatusを試してみる③~』と題して、複数台のインスタンス上でJubatusの分散処理を試してみました。
今回は『OSS編~Sensuを試してみる①~』と題して、Monitoring FrameworkのSensuを試してみたいと思います。
Sensuとは
SensuはOSSのMonitoring Frameworkです。
※今回の利用するVersionは0.12
公式ドキュメントはこちら
Sensuのインストール
1.Chef レシピの取得
Chefの準備をします。
※Chefのインストールに関しては以前の記事をご参照ください
1 2 |
$ cd chef/ $ knife solo init chef-repo |
公式でChefのレシピが用意されているので、GitでChefレシピを取得します。
1 |
$ git clone https://github.com/sensu/sensu-chef.git |
関連パッケージをインストールします。
1 2 |
$ cd sensu-chef/ $ bundle install |
2.SSLの設定
SSL設定を行います。
発行したファイルをChefのdata_bagsフォルダにコピーします。
1 2 3 4 5 6 |
$ cd examples/ssl/ $ ./ssl_certs.sh generate $ mkdir ~/chef/chef-repo/data_bags/sensu $ cp ssl.json ~/chef/chef-repo/data_bags/sensu/ $ ./ssl_certs.sh clean Cleaning up ... |
3.依存Cookbookの取得
必要な依存関係のCookbookを取得します。
1 2 |
$ cd ../../ $ librarian-chef install --path=../chef/chef-repo/cookbooks/ |
デフォルトのポートやアカウント情報を変更したい場合は以下のファイルを編集します。
1 |
$ vim cookbooks/sensu/attributes/default.rb |
4.Chefの実行
ノードにChefをインストールします。
1 |
$ knife solo prepare -i ~/.ssh/id_rsa ec2-user@ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com |
node管理ファイルを編集します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
{ "run_list": [ "sensu::default", "sensu::redis", "sensu::rabbitmq", "sensu::server_service", "sensu::api_service", "sensu::dashboard_service" ] } |
実行してインストールしてみます。
1 |
$ knife solo cook -i ~/.ssh/id_rsa ec2-user@ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com |
5.ダッシュボード
ダッシュボードにアクセスして確認してみます。
表示されました!
いかがでしたでしょうか?
次回は『OSS編~Sensuを試してみる②~』と題して、Sensuで実際に監視の設定を試してみたいと思います。
お楽しみに!!!