こんにちは、中の人です。
以前、Amazon CloudSearchの概要について紹介させていただきました。
AWSのCloudSearchはフルマネージド型の検索サービスで、solrベースの大規模検索でも利用可能な検索サービスです。CloudSearchを利用することでSolr環境を構築すること無く利用すること出来、更にAWSの利点であるスケール等の恩恵をうけることが出来るサービスとなっております。
なお、利用料金および見積については『Amazon CloudSearchの見積方法について』をご参照下さい。
今回は第1回としてCloudSearchの立ち上げを行います。
1. Management Console > CloudSearchを選択
2. Search Domainの設定を行います。特に指定が無い場合はデフォルトのままで問題ありません。
Desired Instance Type:初期起動させるインスタンスタイプ
Desired Replication Count:初期起動させるインスタンス数
Desired Partition Count:2xlargeの場合、パーティション数を指定できます。
3. index fieldを作るためのファイルをアップロードします。ここでは既に持っているMySQLからデータを利用しています。
1つのファイルは5MB以下にする必要があります。
4. ファイルをアップロードすると自動的に各フィールドのフォーマットを読み込んで最適と思われる型を提示してくれます。
正しくない場合は手動で変更することが出来ます。
5. アクセスポリシーの設定をします。
検索を許可するIPアドレスを設定することが出来ます。
6. 設定内容を確認し、問題なければConfirmをクリックします。
8. 構築が完了すると「NEED INDEXING」となるので、「Run Indexing」をクリックします。
確認画面が表示されるので、そのまま「OK」をクリックします。
9. 上記後、10-20分程度するとINDEXが完了し、StatusがACTIVEとなれば完了です。
以上でCloudSearchを利用する準備が完了しました。
次回はCLIでCloudSearchを使う準備をします。
CLIを利用することで、例えばWebサーバからDocumentのアップロードして検索対象を追加することが出来ます。
次回をお楽しみに!!