シンクライアントとは-2つ実装方式-

こんにちは、たいしゅうです。

今回は仮想デスクトップ環境について調べると必ず出てくる言葉のVDI、シンクライアントについて説明します。
そもそも、シンクライアントとは仮想デスクトップにおける処理方式のことで、VDIはその処理の方式の一つです。

今回は、まず仮想デスクトップの処理方式であるシンクライアントの実装方式2つのそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

実装方式 特徴 メリット デメリット
ネットワークブート型シンクライアント サーバに保存したイメージファイルを端末がネットワーク経由でダウンロードしてOSやアプリケーションを実行する OSがWindowsだけでなくLinuxにも対応可能
周辺デバイスも利用可能

起動の度に大量のトラフィックがかかるため高速のネットワークが必要になってしまう
画像転送型シンクライアント 画像出力を端末側に転送する方式。サーバと端末は画面情報と操作情報だけをやりとりする 画面情報はサイズが比較的小さいので、外出先からリモートでアクセスする使い方が可能 端末側でプログラムの実行ができない

※ネットワークブートとは
コンピュータの起動を、ネットワークを通じて離れた場所にある別のコンピュータから指示・実行すること。

Amazon WorkSpacesはこの画像転送型に属するようですね。
今回紹介した画像転送型方式には更に3つの方式があることがわかったので、次回はそちらの3つの方式のそれぞれメリット・デメリットについて紹介したいと思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
それでは、また次回

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