ServerspecでAmazon CloudWatch Monitoring Scripts for Linux をチェックしてみます

こんにちは!beardです!

Amazon CloudWatch Monitoring ScriptsはCloudWatchでは通常取得できないインスタンスのデータ(HDDの使用率やメモリの使用率)をCloudwatchに表示させることができます。
これを設定したあとServerspecでチェックします。

今回はCentOS6.5を使っています。Monitoring Scriptsを使う前の準備についてはこちらのAWSのドキュメントを参照してください。

1. Amazon CloudWatch Monitoring Scriptsをダウンロードして設定します。
今回は/usr/local/scriptにスクリプトを配置します。

2. 一度実行してみます。成功すると以下のような表示がされます。
またマネジメントコンソール上から正常に取得できているか確認してください。成功すると以下のような表示がされます。
Cloudwatchで正常に表示されるかどうかまではServerspecでは判定できませんので、マネジメントコンソール上から正常に取得できているか確認してください。

3. これを10分間隔で実行するようにcrontabに登録します。

4. ここまでやったことをServerspecで確認するためのコードを書いていきます。「httpd_spec.rb」を編集します。

5. Serverspecでテストします。

簡単に解説します。
Serverspecでは任意のコマンドを実行させ、その時の標準出力を判定することができます。

ServerspecにはcrontabのResouceTypeも用意されております。こちらは単純に

となります。

いかがでしたか?
今回は、ServerspecでAmazon CloudWatch Monitoring Scriptsをチェックしてみました。
ServerspecはOSや用途によってチェックする項目が変わってきますが、文法は変わりません。
また、サービスが無効になっているかの確認や、任意のコマンドについてもチェックを行うことができます。

次回もお楽しみに!!

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