こんにちは!HEROです。
以前AWSのDB紹介番外編『AWSデータベース紹介番外編~AWSのDBサービスと連携する強力なサービス編~』として簡単な概要をご紹介しました。
Kinesisは、昨日開催されたAWS Summitで東京リージョンでのサービスがリリースされたばかりの今最もアツイサービスです!
フルマネージド型で、リアルタイムにデータを取得し、処理を行うことができる近未来的なサービスです。
今回からはkinesisだけにスポットをあてて、より詳細なメリットなどについてみて行きたい思います。
◯リアルタイムデータ
リアルタイムというと、浮かぶのはTwitterやFacebook、株価情報に気象情報、最近だと売上ランキングやオ-クションなんかもよく耳にします。
様々な場面で使うリアルタイムデータ処理ですが、自分たちの企業ではリアルタイム性を求めるものはないというご意見もあると思います。
しかし、年に一回月に一回しか見れないデータを好きなタイミングでみたり、デイリー単位で集計すればそこには違った結果やビジネスチャンスがあるのではないでしょうか?
Kinesisはそんな可能性を含んだサービスだと私は思います。
◯kinesisの役割
AWSのサービスの種類は他のクラウドサービスを比較しても豊富にあります。
例えば今まではビッグデータ解析基盤をAWSで構築しようとした場合、データ保存(S3やRedshiftなど)や分析処理(EMR)はサービスとして提供していましたがデータの取り込みの部分のサービスはありませんでした。
なので今まではOSSのfluentdなどを使用するのが一般手的でしたが、構築の必要性やプラグインの開発など工数がどうしてもかかってしまう問題点がありました。
実際にkinesisリリース前に同様の案件もありましたが、作業工数や修正などエンジニアがかなり火を噴いていたのが印象的でした。
しかしkinesisの登場によって取り込みが可能になり、AWSのサービスだけでデータの取り込みから、保存、解析までの基盤を提供出来るようになりました。
いかがでしたでしょうか?
今回は導入前のおさらいも兼ねて、kinesisの入り口についてご紹介しました。
引き続きkinesisがもたらすものについて調べていきます。
次回もお楽しみに!