【AWSロードバランサー】SAAでも頻繁に出題されるELBを5分でおさらい

はじめに

前回の「5分でわかるS3」に続き、今回はAWSのロードバランサーのELBを題材にした、「5分でわかるELB」をご案内したいと思います。

今回の内容もこれからAWSを勉強しよう、商材としてAWSも取り扱うことになったのでまずは概要から知ろう、そんな方向けの記事になります。

本記事の概要

  • ELBの概要や特徴を簡単にざっくり解説します
  • ELBをご検討の方、CLF・SAAに向けて学習中の方向けの記事となっております
  • 出題傾向の高い関連サービスについてもまとめております

ELBって何?

ELBは、「Elastic Load Balancing」という名称でAWS上で稼働するロードバランサーサービスです。
Webサーバやアプリケーションサーバが複数あった場合に通信負荷が均一になるように、トラフィックを分散する機能があります。
ELBはAZ(AWSクラウドを構成するDCのこと)に分散して配置されているので、AZが異なって配置されているEC2に対してもトラフィックを分散することができます。

ELBの特徴

ELBの特徴として以下の点があります。

  1. スケーラーブル
    ELBはトラフィックの量に応じてELB自身が自動的にスケールする設計となっております。管理者がELBの台数を増やしたり、スペックを上げたりする必要はありません。
  2. 低コスト
    ELBは一般的な負荷分散装置と比較して非常に安価で利用することができます。
    さらに稼働時間及び処理したトラフィック量に応じた従量課金となりますので、リーズナルブルに利用することができます。
    ちなみに、目安価格としてはELB1台あたり、約2000円/月で利用することができます。
  3. ヘルスチェック
    ELBは接続しているEC2の状態を検出することができます。
    EC2に異常が見られた場合は、該当EC2にはトラフィックを送出せずに他のインスタンスに振り分けることができます。
  4. 独自ドメインで利用可能
    ELBのドメイン名をDNSに設定することで独自ドメインで利用することができます。
    ただし、「●●●.jp」のようなドメインで利用する場合はRoute53が必要になりますので、ご注意願います。
  5. SSLも利用可能
    ELBにSSLの設定を行うことができます。SSLを利用した場合でも特に追加の料金は必要ありません。
  6. ELBの暖気運転
    急激なトラフィック増を予定する場合、ELBのスケールではトラフィック増に間に合わない場合などは事前にAWSに申請の上、予めELBのキャパシティを増加することが可能になります。
    テレビ放送を予定してる時やキャンペーンの対策に活用できます。

■ELBの監視、モニタリング
ELBはCloudWatchというAWSが提供する監視、モニタリングサービスを利用することで監視することができます。
主な項目としては以下になります。

  • RequestCount:処理されたリクエスト数
  • Latency :処理されてからサーバが応答するまでの時間
  • SpilloverCount:ELBのキューがいっぱいのため拒否されたリクエストの合計数のカウント。
  • HTTPCode_ELB_4XX:ロードバランサーによって生成される HTTP 4XX クライアントエラーコード数

詳細は公式ページをご参照願います。

ELBと関連するサービス

  1. CloudWatch
    前述の通り、監視、モニタリングサービスのCloduWatchと連携することができます。
  2. Auto Scaling
    CPU使用率等の負荷に応じて自動的にEC2の台数を増減するAuto Scalingと連携し、ELBの配下に接続するもしくは外すことができます。
  3. Route 53
    AWSのDNSサービスのRoute53と連携することができます。Route53のヘルスチェック機能とELBが連携することで障害時にsorryページを表示する等のDNSフェールオーバを実現することができます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
なるべくわかりやすく表現で記載させていただきました。
SAAでは、「ALB」や「CLB」などのロードバランサーの選択問題で出題される傾向が高いです。
(肌間にはなりますが、大体この場合は「ALB」が正解の場合が多いです。)

AWSの基礎となるサービスなのでしっかり押さえてきましょう。
次回もお楽しみに!!