こんにちは、TKです。
今回はAWSのCloudWatchに追加された機能のご紹介します。
今回は新サービスの対応が2つ、既存メトリクスへの対応が1つあります。
S3バケットメトリクス
まず一つ目はS3がCloudWatchで監視できるようになりました。
CloudWatchで監視できる項目はバケット容量BucketSizeBytes (Bytes)、
バケットの中のオブジェクト数 NumberOfObjects (Count)です。
手順はまずサービスから「CloudWatch」を選択した後、左の項目から「S3」を選択します。
内容を見たいバケットの名前を選び左のチェックボックスにチェックをつけます。
内容は一日毎になっており、すぐに変化をする事はありません。
動きを確認したい場合、日をおきましょう。
もちろん、他のメトリクスと同様アラームをつけることもできます。
知らず知らずのうちに容量が嵩んでしまうのを防ぐためにアラートは便利です。
EC2のアラームの新リアクション
2つ目の機能をご紹介します。
EC2のアラーム発生時に新しいリアクションが追加されました。
追加されたリアクションはインスタンスの再起動です。
例えばCPU使用率が80%以上の時間が5分間続いた場合に設定することで自動的に再起動を行うことができます。
Webサーバのような色々な不確定要素がある場合は難しいですが
決まった動きをするサーバの場合、異常動作か判断しやすいので自動再起動設定を設定してみるのもいいかもしれません。
WorkSpacesのメトリクス取得
最後の昨日はWorkSpacesがCloudWatch対応になりました。
取得できるメトリクスは
Available – ステータスチェックに応答するWorkSpacesはこのメトリックにカウントされます。
ConnectionAttempt 総接続数です。
ConnectionFailure 接続に失敗した数です。
ConnectionSuccess 接続してセッションの開始に成功した回数です。
InSessionLatency クライアントとの双方向通信にかかる時間です。
SessionDisconnect ユーザか自動切断によるセッション切断の記録です。
SessionLaunchTime クライアントからアクセスしてセッションを始めるまでにかかった時間です。
Unhealthy ステータスチェックに異常が発生した場合カウントされます。
いかがでしたでしょうか。
今回はCloudWatchの新機能をご紹介いたしました。
サービスの対象が広がり、他サービスも障害検知がしやすくなり、
障害時に自動対応することもできるようになりました。
他サービスへのCloudWatchの対応も期待したいですね。
次回をお楽しみに!