前回は『AWS Lambda編~AWS Lambdaでスケジュールイベントを試してみる~』と題して、AWS Lambda でスケジュールイベントを試してみました。
今回は『AWS CloudWatch編~CloudWatch Logsでバッチエクスポートを試してみる~』と題して、CloudWatch Logs でバッチエクスポートを試してみたいと思います。
CloudWatch Logs バッチエクスポート機能
CloudWatch LogsをS3にバッチエクスポートする機能が利用できるようになりました。
この機能によりCloudWatch Logsに集めたログを指定したS3へバッチエクスポートする事が出来ます。
エクスポートしたデータを分析したり、他の処理を加えたりなどが簡単に出来るようになりますね。
バッチエクスポートを試してみる
1.S3の設定
先ずはエクスポート先のS3を設定していきます。
該当のS3にCloudWatch Logsとの連携のアクセス権を設定します。
S3ページのPermissionsからAdd bucket policyを選択します。
以下のポリシーをバケット名やリージョンを環境にあわせて設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Action": "s3:GetBucketAcl", "Effect": "Allow", "Resource": "arn:aws:s3:::bucket-name", "Principal": { "Service": "logs.us-east-1.amazonaws.com" } }, { "Action": "s3:PutObject" , "Effect": "Allow", "Resource": "arn:aws:s3:::bucket-name /*", "Condition": { "StringEquals": { "s3:x-amz-acl": "bucket-owner-full-control" } }, "Principal": { "Service": "logs.us-east-1.amazonaws.com" } } ] } |
2.CloudWatch Logsのバッチエクスポート
次にエクスポートしたいCloudWatch Logsを選択した状態でExport data to Amazon S3を選択します。
※ View all exports to Amazon S3では履歴を確認出来ます。
どのデータをエクスポートするかとS3を指定して実行します.
いかがでしたでしょうか?
次回は『AWS AutoScale編~AutoScaleでインスタンス保護を試してみる~』と題して、AutoScale でインスタンス保護を試してみたいと思います。
お楽しみに!!!