あのAmazon Auroraに新インスタンスが追加!!

こんにちは、たいしゅうです。

今回は、あのAurora対応インスタンスが増えました!という報告をできればと思います。
その前にこれまで利用ができていたAuroraのインスタンスサイズを復習として紹介できればと思います。

■これまでのAurora対応インスタンスサイズとスペック

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これまで、利用できるインスタンスのスペックは、最低サイズでもちょっと手が出しにくい価格でした。
その為、試しに使ってみようというには少しハードルが高いものとなっていました。

しかし、今回は、そんな試しに使ってみようができるインスタンスサイズでAuroraが利用可能になりました。

そのインスタンスサイズは、「t2.medium」です!
このサイズは、EC2でもよく検証用に使うなど、コストパフォーマンスが非常に良いとされるインスタンスサイズとなっています。
今回は、mediumサイズのみの展開ですが、AWSのアップデートのスピードを考えるとlargeサイズの対応も近々で来そうな感じがしますね。

■t2.mediumのスペックと価格

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価格も従来の最低スペックから半額以上安くなっており、これまでAurora使ってみたいなーと思っていたユーザーの需要がどっと増えそうな気がしますね

■AWSでありがちなこと

こういう新しいインスタンスサイズが公開されて、起こる可能性があることとして、リソースが足りなくなってしまい、インスタンスの立ち上げができないということもありますので、そんな場合には少し安定してきたぐらいに利用をされるのがいいのではないかと思います。
(実際に、EC2のC3インスタンスがリリースされた際は、リソース不足でインスタンスが立ち上がらないということが起こったことがあります……)

EC2同様にt2インスタンスには、CPUクレジットの機能があります。

この機能はトラフィックの少ないときにCPUをクレジットとして蓄積していき、バーストトラフィックが起きた時に、蓄積した分のクレジットを使って一時的にCPUの性能を上げるという機能になっています。その為、定常的にアクセスが起きる場合はあまりお勧めができないインスタンスになっています。

いかがだったでしょうか。
今回のt2シリーズのリリースは、今後のAurora事情を大きく変えていくものになるのではないかなと個人的に思っています。
今回のt2.mediumはスペック的に開発環境、検証環境用での利用を前提としているようですので、実際のシステム上で稼働させる場合には向いていないとのことです。

今後リリースされるであろうt2.largeに期待ですね。

最後までご覧いただきましてありがとうございました

それでは、また次回。

この記事を書いた人

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