Amazon Glacier編~Glacierとは?~

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こんにちは!Rookieです。

前回までのレシピでは「Amazon S3編」ということでお話していたかと思いますが、
今回からのレシピでは「Amazon Glacier編」ということで、Amazon Glacierについてお話していきたいと思います。

その前に、Amazon Glacierに関する情報をご紹介しましょう!

今後のレシピで説明していきますが、先日AWSより、データをAmazon Glacierに自動アーカイブできるオプション機能がAmazon S3に追加されたことが発表されました。
頻繁に使用するデータはS3に保存しておき、ルールを設定して自動的に古くなったデータをGlacierのストレージにアーカイブするといったことが可能になる機能です。
Amazon S3とAmazon Glacierを上手く組み合わせることで、データの運用がより快適に行なえそうですね!

※ AWS公式ブログの記事はこちら

さてここから本題に入りまして、今回のレシピからは「Amazon Glacier編」ということでお話します。
まず今回は、「Amazon Glacierとは何なのか?」ということについて記述していきます。

■Amazon Glacierとは?

Glacier(氷河)という名称の通り、Amazon Glacierはデータの長期保存を目的に設計された従量課金制のストレージサービスです。
Amazon Glacierは、1GBのデータを約1円/月で保存することができるアーカイブサービスで、ストレージのセキュリティと耐久性を特徴としており、データのアーカイブやバックアップに適しています。
頻繁に取り出すものではないデータログ、バックアップデータ等をボルトと呼ばれる貯蔵庫に保存します。

サービス自体は、S3と似ていると思われますが使い勝手が少し違います。
S3はバケットの中にファイル単位で大量のデータを保存し、必要があればすぐにデータを取り出すことができますが、Glacierはアップロードこそ高速かつ簡単におこなうことができるものの、ダウンロードには時間がかかります。
なお、保存するデータの耐久性はAmazon S3と同じく、99.999999999%となるように設計されています。

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ここで、Amazon Glacierの特徴を以下にまとめておきたいと思います。

■Amazon Glacierの特徴

・低コストで利用可能!

Amazon Glacierは、従量課金制のストレージサービスになります。
初期費用および運用費用も不要で、利用料金も1GBのデータが約1円/月からと、コストを最小限に抑えることができます。

・セキュリティ性の確保!

Amazon Glacierでは、セキュリティを確保するためにデータ転送はSSL経由でおこなわれ、
保存されるデータもサーバの方で自動的に暗号化されます。
また、Amazon IAMとの連携も可能で、アクセス管理をより詳細におこなうことができます。
※ Amazon IAMの詳細については以前のレシピ「Amazon IAM編~IAMを使ってみよう!パート①~パート②」を参照してください。

・高い耐久性を実現!

冒頭でも少しお話しましたが、Amazon Glacier はデータの耐久性がAmazon S3と同じく、 99.999999999%(イレブンナイン) となるように設計されており、データも同一リージョン内の複数の拠点へ自動で複製保存します。
また、データチェックが定期的におこなわれ、何か障害が発生した場合でも自動復旧するようになっています。

・柔軟な対応が可能!

Amazon Glacier は、要件に合わせてその都度、拡大・縮小が可能です。Amazon Glacierで保管できるデータ量に制限はなく、必要に応じて自動的に拡張または縮小もされます。
また、データの保存期間についても期限がなく、いつでも取り出しできるので冒頭でお話したようにデータの長期保存に最適です。

いかがでしたでしょうか?

上記のようにAmazon Glacierを利用すれば、低コストにそして簡単にデータを保存することができますので是非、確認してみてください!

次回からは、実際に作業をおこないながらAmazon Glacierの利用方法についてお話していきたいと思いますので、お楽しみに!