こんにちは!Rookieです。
前回のレシピに引き続き、今回もAmazon EC2編です!
前回は『Amazon EC2編~EBSスナップショットのリージョン間コピーをしてみよう!~』と題して、EBSスナップショットのリージョン間コピーをおこなってみたかと思います。
今回はAMIのリージョン間コピーについてお話したいと思います。
その前にAmazon EC2に関する情報をご紹介しましょう!
先日AWSより全リージョン、EC2インスタンスタイプでRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.4のAMIが利用可能になったと発表がありました。
これによって、非常に幅広いEC2インスタンスタイプでRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.4を利用することが可能になります。
システム構築の幅が広がるのは嬉しいことですね!
※ Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.4のAMIが利用可能になったことに関する詳細についてのAWS公式ブログはこちら
それでは実際に、AMIのリージョン間コピーをおこなってみましょう!
AMIのコピーも非常に簡単です!
1. AWS管理コンソールにログインしてサービスで「EC2」を選択、下記画面を開き左メニューの「AMI」をクリックします。
2. 対象のAMIを右クリックして、「AMIのコピー」を選択します。
3. 表示された画面の「送信先リージョン」の項目で任意のAMIコピー先を選択し、「AMIのコピー」をクリックします。
すると、以下の画面が表示されるので、「完了」をクリックします。
4. 下記の画面に戻り、画面右上にあるリージョンで先ほど選択リージョンをクリックします。
下記の画面のようにステータスが「available」となれば、正常にコピーされています。
これで、コピー作業は完了です!
ただ、AMIのリージョン間コピーをおこなうにあたり、何点か以下のような注意点があります。
■ AMIリージョン間コピーにおける注意事項
① 自分がオーナーのAMIのみ、リージョン間コピーをおこなうことができる
② AMIのコピー処理において、パーミッション・タグはコピーされない。コピー先のリージョンで設定し直す必要がある。
③ コピー処理により作成されたAMIは、新たに独自のAMI IDを保持します。
いかがでしたでしょうか?
何点か注意事項もありますが、EBSスナップショットのコピーと同様、AMIのリージョン間コピーも上記のように簡単におこなうことができますので、是非、活用していただき効率良くシステム構築をおこないましょう!
次回は、『Amazon EC2インスタンスをAWS Marketplaceで立ちあげてみよう!~CentOS編~』と題して、Amazon EC2インスタンスをCentOSで起動してみたいと思いますので、お楽しみに!