Amazon CloudFront編~カスタムエラーページとレスポンス~

こんにちは!
新人のKです!

本日はCloudFrontの新機能「カスタムエラーページとレスポンス」について、ご紹介いたします。CloudFrontを使うのは初めてですので、

上手くいくかドキドキです(=´Д`=)ゞ
失敗しないと良いのですが。。。

これまでのCloudFrontについて

ページが存在しない場合は、以下のようなエラーMSGを出力するだけでしたが、新機能の追加により分かりやすいエラーMSGを返してくれるようになりました。

20131107_01_001

事前準備

さて、まずはS3を作りましょう!
S3の作成に関しては、以前のナレコムAWSレシピがありますので、ご参照下さい。
Amazon S3編~S3バケットを作成してみよう!~

続けてCloudFrontの作成を行います!
こちらも過去記事がございますので、分からない方はご参照下さい。
Amazon CloudFront編~CloudFrontを使ってサイトを公開してみよう~

検証作業

事前準備が終わりましたので、いよいよCloudFrontの新機能を使っていきたいと思います。
今回は、CloudFrontの該当ページが閲覧できない状態(403エラーを返す場合)の設定を行いたいと思います。
「/test.html」というページが閲覧できない場合「/error.html」というページを返すようにします。

1.該当のCloudFrontを選択して、「Distribution Settings」をクリック。
20131107_01_002

2.「Error Pages」をクリック。
20131107_01_003

3.「Create Custom Error Response」をクリック。
20131107_01_004

4.設定したい内容を入力し「Create」をクリック。
今回は下記のような設定で作成しました。
20131107_01_005

なお各項目の内容は以下のとおりになります。

HTTP ERROR CODE HTTPのエラーコード
Error Caching minimum TTL(Seconds) エラーがキャッシュされる時間を設定
Costumize Error Response カスタムエラーページを表示する場合は「yes」
Response Error Page Path HTTPでエラーが発生した際に、CloudFrontがユーザーへ返すページ
HTTP Response Code HTTPでエラーが発生した際に、CloudFrontがユーザーへ返すコード

5.ではHTMLファイルを用意しましょう。
test.htmlとerror.html を作成します。
test.htmlファイルは、ブラウザに「test」と表示。error.htmlは「error」と表示するよう作成します。
下記の内容をテキストファイルに入力してください(保存名は「test.html」とします)

<サンプルソース>

test.htmlファイルの作成が終わったら同じ要領で、error.htmlを作成してください。

作成したら2つのファイルをS3の該当バケット(CloudFrontを設定したバケット)に保存。test.htmlの閲覧権限をユーザーのみに設定しておきます。

6. 設定内容を確認
該当ページを表示しましょう。
「CloudFrontのドメイン名/test.html」をアドレスバーに入力しエンター。
20131107_01_006

すると・・・

「/test.html」ではなく「/error.html」の内容が表示されましたね。

下記のページが表示されていれば、成功です。

20131107_01_007

いかがでしたでしょうか。
カスタムエラーページの作成が可能になった事により、ユーザーがエラー内容を詳細に知る事ができるようになり、便利になりましたね。

さて次回はDynamoDB Localを試したいと思います。

お楽しみに!

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