企業が抱えるデータ活用の課題とAWS

こんにちは!HALです。

2014年09月01日、TechTargetジャパンに「調査結果から見えてきた、企業が抱えるデータ活用の課題とは」という記事が公開されました。

今回は、その記事内に記載されている企業が抱えるデータ活用の課題と、AWSであればどのように解決できるかご説明いたします。

まず、企業が活用されているデータの種類ですが、
・業務システムのログデータ
・顧客や見込み顧客の個人情報データ
が多く、上記で約40%~50%の人が活用していると回答されております。

では、その上での課題はというと、以下が上位を占めているとのことです。

■データ/システム連係ができていない
■ストレージ容量が足りない
■大量データを扱うことができる技術者がいない
■リアルタイムにデータを扱えない

AWSでは上記の2~4番目の課題を解決できると考えます。

<ストレージ容量が足りない>課題について

こちらは、AWSが提供するDWHサービスの「Redshift」を活用すれば、PB級のデータまで拡張が可能です。
また、ストレージの「S3」は容量無制限で、長期保存のデータに向いている低価格のストレージの「Glacier」とも「S3」は連携できるので、コストを抑えて保存することもできます。

<大量データを扱うことができる技術者がいない>課題について

こちらもよくお客様よりお伺いする課題ですね。
Redshiftとよく一緒に併用して使われるBIツールの「Tableau」は、専門の技術者ではなくてもデータのマネージメントができるツールです。
エクセルのように使い勝手が良いツールとして、お客様からも良いフィードバックをいただいております。
こちらを活用すれば専門の技術者がいなくても対応可能です。
当サイトでも「Tableau」に関しては、いくつか記事があるのでご確認ください。

Amazon Kinesis/Redshift編~アクセスログをkinesisで加工してTableauで表示してみよう④ [全4回]~
BIツール「Tableau」を試してみる① 準備編
BIツール「Tableau」を試してみる② 操作編

<リアルタイムにデータを扱えない>課題について

この3つめの課題については、リアルタイムのデータの収集から解析が可能な「Amazon Kinesis」を活用することでリアルタイムに分析結果を得ることができて、業務に対して有効活用ができるかと思います。
このKinesisも当サイトで複数の記事があるので是非ご参照ください。

Kinesis編~Kinesisを試してみる①~
KinesisとRedshiftで実現するストック型とリアルタイム型処理

いかがでしたでしょうか。

今回の企業が抱えるデータ活用の課題の調査結果もAWSを活用すれば大部分が解決できそうな気がしました。
AWSのメリットをたくさんの方に感じてもらえればと思います!

次回もお楽しみに!!

この記事を書いた人

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