こんにちは!Narimasaです!
今回は「AWS re: Invent 2014」で発表された新サービスの「AWS Key Management Service (KMS)」を使ってみたいと思います。
AWS Key Management Service (KMS)とは
IAMユーザー・ロールに対し、データの暗号化を行うための固有のKeyを提供するサービスです。
暗号化されたデータはKeyを持っていないIAMユーザーからは中身を見ることができないため、IAM間でのセキュリティを保つことができます。
AWSをエンタープライズ環境で利用するために必須のサービスと言えます。
それでは、実際に設定を行ってみます。
Keyの作成
KMSの設定は「AWS Identity and Access Management(IAM)」の画面から設定できます。
こちらが表示画面となっております。
Keyはリージョン毎に管理されます。
「Create Key」をクリックします。
なお、画面下部の「External Accounts」では、他アカウントのIDを入力することで他アカウントからの鍵の利用も許可できます。
最後にKeyのポリシーが表示されます。
「Finish」をクリックするとKeyの作成は終了です。
Keyをクリックすると設定した基本項目や鍵の管理者、鍵の利用権限保持者の編集が出来る他、鍵のローテート設定も行うことができます。
Keyの設定については以上となります。
現在、このサービスはEBSやS3、Redshiftで利用でき、順次拡大していくとのことです。
次回は設定したKeyの使い方についてご紹介します。
お楽しみに!