前回は『Amazon Kinesis編~KCL for Pythonを使ってみる02~』と題して、Kinesis Client Library for Pythonでレコード処理を試してみました。
今回は『AWS CodePipeline編~AWS CodePipelineを使ってみる01~』と題して、AWS CodePiplineを試してみたいと思います。
AWS CodePipelineとは
AWS CodePipelineとはAWSが提供しているソフトウェアの継続的デリバリーサービスです。
ソフトウェアのリリースプロセスをモデル化し、自動化する事が可能です。
また、AWS CodeDeployやAWS CodeCommitとあわせる事でさらに便利になります。
AWS CodeDeployに関する過去記事はこちら
試してみる
今回はS3にあるコードをAWS CodeDeployで配信してみます。
1.S3の作成
先ずはコードを管理するS3を作成して、Versioningを有効にしておきます。
AWSが用意しているサンプルコードを以下から取得してS3にアップしておきます。
※今回利用するファイルはdist/aws-codepipeline-s3-aws-codedeploy_linux.zipになります。
https://github.com/awslabs/aws-codepipeline-s3-aws-codedeploy_linux
2.AWS CodeDeployの準備
AWS CodeDeployを準備します。
今回はSampleを利用します。
3.AWS CodePiplineの設定
続いてCodePipelineを設定していきます。
Pipelineの名前を入力します。
次にどこからコードをもってくるかを選びます。
今回は先ほどアップしたファイルを利用するのでS3とGitHubからS3を選び、
コードへのパスを設定します。
続いてBuildをどうするかを選択します。
今回はBuildする必要はないのでNo BuildとJenkinsからNo Buildを選択します。
BetaではDeploy方法を設定します。
AWS CodeDeployを選択して先ほど作成したAWS CodeDeployを選択します。
最後にRoleを設定します。
Reviewで問題なければ作成します。
Betaが完了すればデプロイがされています。
成功していればEC2上の画面が次のように変わっています!
簡単に使えましたね!
いかがでしたでしょうか?
次回は『AWS CodePipeline編~AWS CodePipelineを使ってみる02~』と題して、AWS CodePiplineでStageの追加を試してみたいと思います。
お楽しみに!!!