Amazon Glacier編~Glacierを使ってみよう!パート②~

こんにちは!Rookieです。

前回のレシピに引き続き、今回もAmazon Glacier編です!
前回は「Amazon Glacier編~Glacierを使ってみよう!パート①~」と題して、Amazon Glacierを利用してデータを保存するのに必要な「ボルト(Vault)」を作成しました。
今回のパート②ではAmazon S3のGlacier自動アーカイブ機能を利用してみたいと思います。

以前のレシピ「Amazon Glacier編~Glacierとは?~」で少しお話したかと思いますが、Amazon S3のGlacier自動アーカイブ機能は頻繁に使用するデータはS3に保存しておき、ルールを設定して自動的に古くなったデータをGlacierのストレージにアーカイブするといったことが可能になる機能です。

SnapCrab_NoName_2013-5-23_16-33-55_No-00

このAmazon S3とGlacierの組み合わせによって、データの運用がよりスムーズに行なえるかと思います。

それでは実際に、設定を行なってみましょう!
※なお、Amazon Glacierのボルトは以前のレシピ「Amazon Glacier編~Glacierを使ってみよう!パート①~」を参照していただいて作成してください。

1. まずAmazon S3にて、今回利用するバケット内にフォルダを作成します。
AWS管理コンソールにログインしてサービスで「S3」を選択、下記画面を開き対象のバケットをクリックします。
  
20130515_01_02

2. 右クリックをして、「Create Folder」を選択します。

20130515_01_03

3. 任意の名称を入力します。
以下のようにフォルダが作成されたかと思います。

20130515_01_04

これで、フォルダの準備は完了です。
続けて、今回のアーカイブのルール設定をしていきます。

4. 画面右上にある「Propertis」をクリックしてメニューを表示して「Lifecycle」を選択、その中の「Add rule」をクリックします。

20130515_01_05

5. 下記、表示されたウィンドウで項目を設定します。
  なお、各項目についても簡単に以下に記述しておきます。

20130515_01_06

Name (Optional): アーカイブ設定のルール名を任意で入力します
Prefix S3バケットに作成したフォルダの名称を入力します(例: Glacier/)
Action Move to Glacier アーカイブを何日後におこなうのか指定します
Action Expiration Delete Objects アーカイブするファイルを何日後にS3から消去するのか指定します

項目を入力したら、ウィンドウ右下にある「Save」をクリックして設定は完了です!

そして、最後にS3バケットにファイルをアップロードしておけばOKです!
※S3バケットへのファイルのアップロード方法については以前のレシピ「Amazon S3編~S3バケットにファイルをアップロードしてみよう!~」を参照してください。

いかがでしたでしょうか?
上記のようにアーカイブ設定はとても簡単におこなうことができますので是非、活用してみてください!

次回は、「Amazon ElastiCache編~ElastiCacheを使ってみよう!パート①~」と題して、ElastiCacheの設定について簡単に記述したいと思います。
お楽しみに!

この記事を書いた人

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